ブログ

カテゴリー "鈴木晴香"

みなさま、こんばんは。鈴木晴香です。

5月31日(土)- 6月1日(日)の2日間、塔短歌会全国大会が横浜で開催されました。
私は初日の歌会・懇親会には参加できなかったので、何も書くことができませんが、仕事を終えて深夜に到着した横浜の写真を載せておきましょう。どうして水に映る光に人は引き寄せられてしまうのでしょうか。

yokohama

6月1日の午前の「選者に聞きたいリターンズ」は昨年行う予定だったはずのプログラム。台風で中止になったため、今年「リターンズ」として帰ってきました。

どう選んでいるの? 歌を作れなくなったら? 表現の幅を広げるには?

など、切実な問いに、6名の選者から実践的なアドバイスがあって、大いに盛り上がりました。

午後は一般公開のシンポジウム。

まずは、馬場あき子さんと永田和宏さんの対談。今、歴史を目の当たりにしている、一言一句聞き逃してはならない、という緊張感と、長い間一緒に短歌の世界を歩んできたお二人の親密さを知った喜びと楽しさが一体となって、あっという間の80分でした。

続いては、座談会「新仮名から旧仮名へ―永田和宏のメタモルフォーゼ―」。塔短歌会の大森静佳さん、竹内亮さん、なみの亜子さん、森山緋紗さんが、永田和宏さんの作品を紐解きながら、新仮名と旧仮名がもたらす表現の違いについて議論しました。それぞれの見解の違いも明らかになる興味深い座談会でした。

私は司会進行を務めました。みなさまありがとうございました。

鈴木晴香

詳しい記録は後日、「塔」誌上に掲載されますので、お楽しみに!

 


2025年1月25日に行いました、あけましておめで塔!オンライン新年会のうち、
「2024年全国大会詠草集&選者賞・互選賞作品を読む」をYouTubeにて期間限定公開いたします。
当日参加できなかった方も、ぜひYouTubeでお楽しみください!

https://youtu.be/Hv2wTBZ4yvE
視聴期間:3月10日~3月31日

パネルディスカッションのレジュメは下記よりダウンロードできます。
2025オンライン新年会ディスカッション資料・選者賞互選賞一覧

 

みなさんこんばんは。鈴木晴香です。

先日、茨城県の蓮根畑に行きました。

蓮根というのは、蓮の根なのですね。

いや、漢字で書けばそのとおりなのですが、

両者が同一人物であるということを理解していませんでした。

私は蓮と睡蓮の違いもよくわかっていません。

睡蓮と蓮の違いを手のひらで教えてくれたのにわからない/鈴木晴香『心がめあて』

蓮の葉は、草餅のような、甘い香りがしました。

 

みなさんこんばんは。
鈴木晴香です。

先日行われた塔短歌会70周年記念大会「現代短歌シンポジウム」で司会を務めました。大変貴重な機会をいただきました。

心に残る言葉がたくさんありました。
町田康さん講演での「自分を解き放つ定形」、
ピーター・マクミランさんと吉川宏志さんの対談の「万葉集は現代社会を映す鏡になる」、
是枝裕和監督と永田和宏さんの対談での「意識していないものが図らずも表現される」「自分と世界の間に作品を置く」など。
ずっと袖で見られて感激でした。
「京都芸術劇場 春秋座」は花道もある素晴らしい舞台。舞台スタッフのみなさんもプロフェッショナルでした。

当日は、台風の影響のために参加できなかった方も多くいらっしゃったと思います。
2025年1月号掲載予定の大会報告で、当日の様子をご覧いただけたら幸いです。

みなさんこんばんは。鈴木晴香です。

京都市内から叡山電車で30分ほど北の方角へ向かうと、
鞍馬という駅に到着します。

急な坂を登って鞍馬寺を通り抜け、その先もずっとずっと、山を登るいっぽんの道を進むと、与謝野晶子・寛歌碑が現れます。


何となく君にまたるるここちしていでし花野の夕月夜かな  晶子

遮那王が背くらべ石を山に見てわが心なほ明日を待つかな  寛

ふたりの間に立つと、ありがたくて、恐れ多くて、ちょっと嫉妬されそうな気持ちです。

さらに進むと、鞍馬天狗が修行したという木の根道が広がっています。この辺りで野生の鹿に遭遇しました。

 

山を越えたその先、和泉式部で有名な貴船神社がゴールです。

もの思へば沢の蛍も我が身よりあくがれ出づる魂かとぞ見る 和泉式部

思っているより本格的な山。
私は変な虫(?)に刺されて1ヶ月くらい負傷してしまいました。

 

みなさんこんにちは。鈴木晴香です。

先月のこと、
岩手県北見市の日本現代詩歌文学館に行ってきました。
詩歌の蔵書を閲覧したり、展示を見学したりできるという夢の館に、ついに足を踏み入れることができました。

現在の展示は「賢治に献ずる詩歌」。
2023年は宮沢賢治の没後90年、24年には生前唯一の詩集『春と修羅』の刊行から100年を迎えるという節目の年の企画ということで、
賢治の作品からインスピレーションを受けた短歌、俳句、詩、絵画の作品が飾られていました。
すべて直筆の作品で、その表現方法に作家の工夫が込められたりしていて、
表現の可能性を感じる展示でした。

敷地内にある「山口青邨宅」も案内していただきました。訪問者は私一人だけなのに、細部まで丁寧に解説してくださったのです。なんだかずっとここに住みたいような心地でした。

宮沢賢治も石川啄木も岩手県の出身。
そのほかにも、北上駅前には若山牧水の歌碑があったりと、ここは詩歌の郷なのですね。

幾山河越えさり行かば寂しさのはてなむ国ぞ今日も旅ゆく

父の故郷が詩歌に溢れていることに、私は嬉しい縁を感じたのでした。

みなさん、こんばんは。鈴木晴香です。

浅草の三筋町なるおもひでもうたかたの如や過ぎゆく光の如や/斎藤茂吉

明治29年、当時15歳の斎藤茂吉は山形から上京し、浅草区東三筋町の養父の元に寄寓しました。
この場所が私の故郷から近いことを知り、先日訪ねてみました。

歌碑が建てられている場所は、現在はみすじ保育園の園庭。
許可をいただいて、近くで見せてもらいました。

周りに植木鉢がいっぱい置かれていて、
もしかして雑に扱われているのかなと思ったけれど、
そうじゃないんだ。
春になるときっとこの歌碑が色鮮やかな花に取り囲まれるんですね。

はるかなる国とおもふに狭間(はざま)には木精(こだま)おこしてゐる童子(どうじ)あり/斎藤茂吉『遍歴』

みなさんこんにちは。鈴木晴香です。

昨日7月23日(土)、現代歌人集会春季大会 in 神戸に参加しました。
私は理事を務めておりまして、受付や写真撮影を担当していました。

今回の大会テーマは「歌の読み方・読まれ方〜震災からコロナまで〜」。
松村正直さんの講演や、笹川諒さん・平岡直子さん・山下翔さん・江戸雪さん(進行)によるパネルディスカッションを通じて、
読み方・読まれ方の時代による変化や、歌を読むことが読者にもたらす変化、読者による読みの違いについてなど、さまざまな観点から考える時間となりました。

笠木拓さん(第46回)、北辻一展さん・笹川諒さん(第47回)の現代歌人集会賞授賞式も開催されました。
北辻一展さんには塔短歌会から花束が贈られました。プレゼンターは中井スピカさん!

こんばんは鈴木晴香です。
大阪中之島美術館・開館記念『Hello! Super Collection 超コレクション展』に行って来ました。
西洋絵画も日本画も大阪にゆかりのある画家の作品も写真もポスターも家具もあって、確かにこれは「超」です。

佐伯祐三《郵便配達夫》

佐伯祐三《郵便配達夫》1928

 

美術館の建物も印象的でした。外観は真っ黒な箱でびっくりするような存在感なのですが、中に入ると雰囲気が一変。天井が高くて、パッサージュと呼ばれる自由な通路があって、エスカレーターが自在に交差していて、ダイナミックで開放的。
つぎのコレクションも楽しみです。
大阪中之島美術館

こんばんは。鈴木晴香です。

「菅原家一系三神を祀る延喜式内社の日本最古の天満宮」という菅原天満宮(大阪)に行ってきました。
行ってきたというより、わたしの住んでいるところのほんとうに近くにあって、出かける時には必ず前を通るのです。

住宅街の中にひっそりとあって、敷地もほんとうに小さいのですが、
すこし高台になっているそこに吹き抜ける風がさわやかで、神聖な雰囲気。

道真公の産湯池と伝えられる遺跡も神社の近くにあります。そして今は、梅もきれい。

菅原道真公は、勉学もそうですが、詩歌、文筆の神様。
歌人として、こんな由緒ある場所に住んでいるなんて、
これからもますますいい歌を詠める予感・・・!

ページトップへ