『現代秀歌』を読む会(松村)
13:00から事務所で第1回「『現代秀歌』を読む会」を行う。
参加者16名。
今日は第1章「恋・愛」を読んだ。
全部で10首あるのだが、1首ずつまずは音読して、その後、歌や鑑賞文について全員で意見交換をする。
〈たちまちに君の姿を霧とざし或る楽章をわれは思ひき〉(近藤芳美)の「或る楽章」は具体がなくても読み手に伝わるのかとか、〈ごろすけほう心ほほけてごろすけほうしんじついとしいごろすけほう〉(岡野弘彦)は本当に恋の歌なのかとか、〈蒸しタオルにベッドの裸身ふきゆけばわれへの愛の棲む胸かたし〉(春日井建)の鑑賞に「少女の胸」とあるのは、男性の胸ではないのかとか、様々な話が出た。
16:00終了予定のところ、少しオーバーして16:20終了。
次回は2月24日(火)に第2章「青春」を読みます。
どうぞご参加下さい。