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アーカイブ "2023年"

9月17日(日)島根歌会の皆さんと年間回顧座談会を行いました。
『塔』の一年間を振り返りながら、歌に関する色々なご意見、
歌に対する思い、等を語り合いました。
誌面に載せられるのはその内のほんの一部になってしまいますが
12月号に間に合うように編集がんばります。

会場になった宍道公民館は新しく、とてもきれいな建物です。
これは廊下に飾られた凧。

夕暮れの宍道湖です。遠くに細長く伸びているのは空港です。

いつか観光でゆっくり来たいところです。
その時は飛行機で空から湖に降下するのもいいかも!

2023年9月9日(土)10日(日)、福岡国際会議場にて塔全国大会、
「現代短歌シンポジウムin福岡」が開催されました!
三年ぶりの通常開催、感無量です。
福岡国際会議場は海の見えるすてきな建物です。
会場内は広々としていて、会場前のホールも余裕があり
とても快適な会場でした。

赤煉瓦歌会の皆様を始め、地元スタッフの皆様
本当にありがとうございました!
また実行委員長を始め、全国大会委員の皆様にも感謝申し上げます!
「塔」会員以外の方にも多数ご来場いただきました。
とても華やかでにぎやかな大会となりました。

1日目
1:推し歌合せ
和歌短歌、千ン百年の歴史上初めての他人の歌での歌合わせ。
推し歌への愛が炸裂しました。
2:対談 「短歌における口語と文語」
吉川宏志×栗木京子
3:ディスカッション 「口語と文語の線引き?」
川本千栄×山下翔×平出奔+梶原さい子(司会)
4:夜は懇親会←これが三年ぶりなのです。やっぱり楽しい!
塔新人賞、短歌会賞の表彰式も行われました。
受賞者のお二方おめでとうございます!

2日目
1:全体歌会 選者総登場!
(解散後)
2:アフタートーク←初の試み
若手が登壇!全体歌会の歌について意見を交わしました。
これは面白かった。

『塔』1月号誌面に全国大会の報告が載ります。
対談、ディスカッションも順次収録されますのでお楽しみに!

来年は京都で会いましょう!


この夏、箪笥を漁っていたら出てきたTシャツ。トリスおじさん。
今日も暑い一日でした。皆さん、くーっと、今夜もおいしく水分補給してください。

さてさて。
先日書いた、すいか泥棒のタコについて。さっそく「これではないですか?」と情報をお寄せ下さった方が!!
イメージしていたものより明るい絵柄で、親しみやすい感じですが、たぶん、それだと思います。自分が子どもの頃に夢中になった絵本が幻ではなく実在するとわかってほっとしました。タコが大根を盗むお話などは結構あるそうで、さらに探してみると面白そう。貴重な情報(わたしにとって)をありがとうございました!!

それにしても、すいか泥棒のタコになぜあれほど夢中になったのかは我ながらやっぱり謎で、こればっかりは永遠に謎なんだろうなあ。

物置の絵本のなかに挟みてあり小さきむすめが書いたお話    花山多佳子『木香薔薇』

9月になってもまだまだ暑いですね。
今年はとにかく暑くて毎日ビールを飲むことばっかり考えていて、
うっかり西瓜を食べるのを忘れていました。
あわてて食べました。

ところで、子どもの頃夢中になった絵本に、夜になるとタコが海から上がってきて、すいか畑からすいかを盗むというお話がありまして。
子供向けにしては地味な絵本で、絵柄がかわいかったわけでも、大爆笑のおもしろさだったわけでもなかった(と思う)のですが、ある時期夢中で読んでいたことだけはよく覚えていて、すいかを食べるとなつかしく思い出します。

すいか畑の人がタコを捕まえようとしたけれど、タコは逃げ切って海へ帰っていった、というラストシーンだったような気がするのですが、最後もまんまとすいかを盗んだのだったかどうか。

いつの間にか実家の本棚から消えて、再読もかなわないすいか泥棒のタコのお話。
どうしてあんなに夢中になって読んだのかさっぱりわかりませんが、もう一度読んでみたいなあ。

西瓜割りしない季節の長いことずっと目隠しをしてるのに
     「西瓜のほうに目隠しを」鈴木晴香/『西瓜』創刊号

岡部史です、こんにちは。度々失礼します。

今夏は信じられないほどの酷暑続き。皆さんのお住まいの地では如何でしょう?
夏の暑さに縁のなかったはずの北海道などでも、
猛暑日に近い気温が続いたりと、心配な状況ですね。

東京では一時、渇水の傾向も報じられていました。酷暑に加えて水の心配も
しなければならないとしたら・・・、と気が重くなってのですが。
そちらは解消傾向にあるようです。

トルコを訪れたのはもう四半世紀も前になりますが、街角に
派手な服装の男性たちが立っていて、いったいどういう人?
と目を奪われました。彼らは水を売っているのでした。

当時、かの地ではペットボトルの飲料もあまり普及していなくて、
また、観光客の気を引く、ということも狙いだったのでしょうね。
その証拠に、現在も水売りさんたちは健在のようです。
記念に上の写真のような水売り人形を購入してきたのですが。
久しぶりに出してみたら、なんと顔の一部が傷んでいました(!)。
日本は湿度が高いせいかなあ・・・。

あるいはここで焉らんわれか身を浄む薔薇水一瓶スークに購(あがな)う
                         三井修『砂の詩学』

母が大の猫嫌い、そして配偶者もまた・・・。そのおかげで、私は家で猫と暮らしたことはないのですが。
義姉は保護猫を三匹も世話していて、一日だけ、兄宅で一緒に過ごすことになりました。ちょっと、緊張する。

こちらはニャジラ(♀)。ツンとしていて、なかなかなじんでくれなかったのですが。

burst

例のおやつで、急接近することに。本当に好きなんですね、、チ・・・・ル。

ふっと気配を感じると、すぐそばに来ていたりして。不思議な生き物です、猫。

 ツンデレてツンドラのことちゃうんかい拗ねとる猫を無造作に抱く 田村龍平
 月のとがりをみてゆく夕べ哭くように笑うようにも猫の声する   中田明子
                  「塔 猫のうたアンソロジー」より
    

こんにちは。
全国大会事務局長の荻原伸です。
全国大会まであと3週間となりました。

みなさんに改めてお伝えしたいことがあります。
それは【懇親会キャンセル料金】のことです。

さまざまなご事情でやむをえず懇親会をキャンセルなさる場合があると思います。

 キャンセルの連絡が9月5日午後4時まで ⇒キャンセル料金 不要
 キャンセルの連絡が9月5日午後4時以降 ⇒キャンセル料金 必要

5日午後4時以降にキャンセルのご連絡をいただいたときやご連絡なくキャンセルが生じてしまったときには、キャンセル料金が発生してしまいます。この点、ご理解ください。

みなさんと福岡でお会いできるのを楽しみにしています♪

追記。キャンセル連絡の窓口については詠草集と一緒にお送りしているご案内に記しています。

三年間、みんなで集まっての批評会などは開かれてきませんでしたが、徐々にそうした集まりも増えてきました。

そんな今年の10月は、素敵な歌集批評会が目白押しです。
(写真は2020年11月12日撮影)

まず第一弾、千葉優作歌集『あるはなく』批評会が10月8日に行われます。なんと北海道在住の千葉さんが京都に乗り込んできます。

千葉優作歌集『あるはなく』批評会

続きまして同じ週に今度は田村穂隆歌集『湖とファルセット』批評会が10月14日。本年、歌人協会賞受賞歌集!

田村穂隆歌集『湖とファルセット』を読む会

そして締めは10月28日、静かな情念がこもる一冊、澄田広枝歌集『ゆふさり』批評会。

澄田広枝第二歌集『ゆふさり』批評会

どれか一つを吟味して参加するもよし、この際だから全部出ちゃうのもよし。
台風シーズンも過ぎていい日和でしょうから、みなさん、都合がつけば是非ご参加を。久しぶりにお会いする人、初めましての人に出会えるのもいいもの。
短歌は閉じ籠もって一人でも作れますけど、一人では決して出来ない読みに出会えるのが批評会のいいところです。

下の写真は季節先取り感を出して。本文の内容とは関係ありません。昨年10月14日撮影。

 

 

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