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岡部史です、こんにちは。来年は辰年ですね。ごぞんじのように
龍はもとは中国の想像上の霊獣でしたが、日本に伝わると、
古くからあった蛇信仰、水神と結びついて広まったようです(諸説あり)。
水田耕作を生業としていた日本国民の間に不可欠な、水をつかさどる神、
というかたちで、浸透していったということらしい。
国や地域によって、龍のイメージは異なり、西洋では邪悪な生き物として
忌み嫌われているようです。

こちらは、ネパールで購入した龍の置物。右前足が掴んでいる
筒の部分に蝋燭が立てられるようにできています。結構、迫力あるでしょう?

 岩肌に彫られた龍の鼻の穴いっぱいいっぱいに生えている苔 
            田村穂隆『湖とファルセット』
 天界のくちなは龍とおもふとき慄へやまざるけふ降誕祭 
            水原紫苑『快楽』

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