中国茶
中国の知人からの頂き物です。
20センチ四方ほどの箱を開けると、クッションの効いた
箱の中に、綺麗な陶器がうっとりと眠っていて・・・。
蓋を開けると、ピンポン玉よりやや小さめの玉が入っていました。
包みを剝いてみると、なんとなんと。
小さな柑橘類を乾燥させたものを器に、収まっていたのは、中国のプーアール茶!
青い蜜柑のヘタの部分を切り、内部をくりぬいた後、プーアール茶を詰めて、
乾燥させて作るのだそうです。全行程、手作りなのだとか。
先ずは、お湯を注いで、柑橘の香を楽しみ、その後は大きな器に移して
中身をほぐし出すようにしながら、プーアール茶を頂きました。
中国は凄いなあ・・。何かとても小さなものにも、得体のしれない、底力のような
ものをを感じてしまいます。
石の蛇黒大陸にかがやける万里の長城 月よりぞみゆ
小林幸子『千年紀』