嘔吐
もうお気付きかもしれませんが、このブログ、編集部スタッフが毎週持ち回りで書いています。
で、今週一週間は永田淳ウィークです、よろしくお付き合いください。
今日、装幀家さんと打ち合わせをしていて、どういった話の流れだったか(まぁ、現在の政治状況を憂えていたわけですが)サルトルとカミュの話になりました。で、装幀家氏に「サルトルの『嘔吐』はいいですよ」と勧められたのが、タイトルです(ちょっとびっくりしますよね)
そういや『嘔吐』は書棚のどこかに、、、、(ガサゴソ)、、、「あ、あった」。
開いてみるとあちらこちらに青い万年筆の線や「 」が、書き込まれている。誰が書いたんだろう、とパラパラめくっていると、おお!見覚えのある字が!
河野裕子の歌発見♪
「地を這ひてくねれる細きものの根を見つつ立ちをり炎天の下」
歌集に入ってませんよね?
ということで、『日本の反知性主義』をちょうど読み終わったタイミングだったので、次に読むのは『嘔吐』に決定。