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こんにちは。
荻原伸です。

福岡での全国大会からもうひとつきが経ちました。
大会のころはまだまだ夏でした。

鳥取のこの頃はすっかり朝夕寒いくらいです。
職場のそばの桜土手のさくらの葉も、イチョウ並木の銀杏の葉もすっかり秋です。そんな秋の日曜日に車に乗り込もうとしたところ、隣に停まっている車のタイヤにカマキリがいました。ずいぶん久しぶりのカマキリ♪

机べに青蟷螂がひそと来て威儀正しをれど誰も気付かず /前川佐美雄『鳥取抄』

前川佐美雄の『鳥取抄』(第11歌集)は佐美雄が家族を鳥取に疎開させるところからはじまり、敗戦を鳥取で迎えるあたりが詠まれている前半(第10歌集『積日』前半の「朝木集」と重なる歌がとても多い)、その後に招かれて鳥取を訪れたときの大山などの歌が合計630首収められています。

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  • 吉田達郎 より:

    現代歌人集会春季大会in鳥取のテーマは、前川佐美雄、杉原一司、塚本邦雄の交流についてでした。あれからもう四年ですか。早いですね。

    カマキリは今年二度見ました。玄関ドアと外の水道のところです。バッタが多く餌には困らなかったと思いますが、激しい気温差のためか覇気がありませんでした。

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