小二の娘の今年の夏休みの自由研究は、「ぬいぐるみ図鑑」でした。
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「はじめに」
うちには、いっぱいぬいぐるみがいます。
どのどうぶつがなんびきいるかしらべてみました。
むかしからいたじゅんです。
とちゅうでクイズも出てきます。ぜひやってみてください。
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というわけで、娘が生まれる前から居たぬいぐるみから、最新のものまで、ぬいぐるみの写真を撮り、A4の用紙にプリントアウトして綴じました。
以前も、ぬいぐるみの「住民基本台帳」を作ろうと試みて、スケッチブックを買ってきて一匹ずつ絵を描きはじめたことがあったのですが、あまりの数に追いつかず、挫折してしまっていたのです。
いったい何匹いるのだろう。
「名前」
「生きもののしゅるい」
「どこから来たか 思い出 とくちょう など」
をひたすら書き込んでゆきます。
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左 コーン 右 ユニ
ユニコーン
サンタさんからもらった。
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ネーミングセンス…!
ちなみに、こちらは左から、
イル
ルカ
ドル
フィン
です。
イルとルカの見分け方は、「舌が見えるほど口を開いているほうがイル」です。
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ハムレー
くま
マレーシアのおみやげ
2016.9.10(土)おかあさんのしゅっちょうのおみやげ。うまれてはじめておかあさんとなん日かはなれた。
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三歳になったばかりの娘を夫にたのんで、はじめて子どもを置いて泊りがけの出張をしたときのおみやげでした。
乗り継ぎのシンガポール空港のおもちゃ売り場で、一匹だけ残っていた白いクマ。ちょっと思い出深いです。
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このは こむぎ
アルパカ
このはは、こむぎのははです。
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アルパカの親子。
それぞれ別のところから来たのですが、うちで出会って親子に。
こんな設定を作るのも楽しい。
いただきもののGODIVAのイースターバニー、「たまちゃん」(卵をもっているから、たまちゃん)。
このたまちゃん、鴨川の荒神橋の亀石を渡っているときに娘が落としてしまい、川を900メートルほど流されたことがあります。途中、鴨の群れにまきこまれたり、堰で沈んだまま川底を転がって見えなくなったりして、娘がべそをかきました。橋を二つくぐって、二条大橋の手前の飛び石で、無事救出。
ホワイトタイガーの「なみ」。
今年の誕生日プレゼント。
けっこう大きいです。
ぬいぐるみには、それぞれエピソードがあるので、語り出したら終わりません。
UFOキャッチャーでとった小さなものも全て含めて数えたところ、全部で203匹いました。
1位:うさぎ 22匹
2位:猫 21匹
3位:くま 19匹
珍しいところでは、オーストラリアの固有種ビルビー、オオサンショウウオ、アメリカバイソン、ステゴサウルス、まっくろくろすけ、チンアナゴ、チョウチンアンコウ、桃、みかん、など。
巨大なトトロやアヒルもいます。
私もたくさんのぬいぐるみを持っていましたが(リカちゃんやバービーなどの人形が苦手で、ぬいぐるみにしか興味がなかった)、あのぬいぐるみたちはどこへ行ってしまったのだろう。
いなくなった私のぬいぐるみの心配をする娘には、きっとぬいぐるみの国へ帰ったんだよ、と話しているのですが、何度も引っ越しをしているうちに、本当にいつの間にかいなくなってしまいました。
子ども時代のぬいぐるみの存在はとても大きいです。
手触りまで懐かしい大きなロバさんや猫や羊やマモちゃんやアオちゃん…
写真もほとんど残っておらず、記憶と、歌の中にだけいるのです。
子供らが耳につかまり育ちたるぬひぐるみのロバ汚れて失せつ
河野裕子 『家』
お人形が好きではなかつた紅(こう)のこと失くししぬひぐるみのやうに悲しむ
河野裕子 『蝉声』