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アーカイブ "2009年12月"

大晦日の本日、鳥取では雪が舞いはじめました。
気温もずいぶん低くなっているようです。
雪が降りはじめるときに雷がなることがあります。
鳥取ではこれを降雪の前兆として「雪おこし」と言っています。
いま、ごろごろと雪おこしが鳴っています。

録画しておいたNHKドラマ「坂の上の雲」をここ数日見ている。今、第3回まで見終ったところ。本木雅弘・阿部寛・菅野美穂など、好きな俳優がたくさん出ているので嬉しい。明治維新から日清・日露戦争期の時代背景を知り、空気を感じることは、当時の短歌を読む上でも参考になることが多い。
来年の全国大会は愛媛の松山・道後温泉である。全くの偶然であるが、良い場所を選んだ。「坂の上の雲」を見たり読んだりしておくと、大会も一層楽しめるだろうと思う。

大掃除(中掃除くらい?)終わりました。娘がもう乗らないと言った一輪車が、ぽつんと外に置かれています。
フラワーアレンジメントの教室で作った、ど派手な注連縄(造花のバラつき)を恥ずかしそうに飾りました。
今年は、天王寺歌会を楽しくできたことが特に嬉しかったです。来年もメンバーのみなさまよろしくお願いいたします。
今年の夫の名言「サザンオールスターズを聴くひとに悪いひとはいない。」
みなさま、年末のお疲れがでませんように。

伏見桃山城運動公園で行われている木下大サーカスの公演を見に行く。徒歩15分くらいの所を車で行ったら、これが大誤算で、公園へ続く道は大渋滞。800台分の駐車場があるとのことだが、係員の数が少なくて駐車料金の支払いに手間取っている。何とか11時のスタートにギリギリ間に合った。
「つりロープショー」「七丁椅子」「坂綱」「葛の葉」「猛獣ショー」「空中リングショー」「ロシアンバー」「空中ブランコ」など、途中休憩を挟んで約2時間。内容の濃い公演であった。
中でも良かったのは「オートバイショー」と「空中大車輪」。オートバイショーは球形の金網の中をバイクでぐるぐる走り回るのだが、以前見た時は2台でやっていたのを今日は3台まで増やしていて、迫力があった。空中大車輪は、パイプでつながった2つの巨大な車輪の中にそれぞれ人が入ってぐるぐる回転するもので、非常にスリリングである。
今日から休みの会社も多いためか、会場は満席。大勢の家族連れで賑わっていた。13時50分からの二回目の公演の整理券も、早々に売り切れたようだ。

昨日、家の一室を占めている本を整理した。読み終えて不要となった本がだいぶあったので、今日ブックオフへ持って行く。45冊で3650円。本棚から溢れていた本が、少しだけ片付いた。とは言え、焼け石に水という感じ。増殖していく本と雑誌の山をどうすればいいのか、来年も悩むことになりそうだ。
明日から1月3日まで冬休み。

子どもを連れて地元の商店街で買物。歳末大売り出しということで、抽選券を3枚もらい、ガラポンをする。1回は自分で、残り2回は子どもがやったが、どれもハズレ。
  伴へるわがをみな子のおみくじは九十一番大吉(だいきち)を引き
  あてにけり
  子供等を引きつれ出でし年の暮三越(みつこし)に来て小便所きく
土屋文明『往還集』より。昭和4年の「歳末歳首」という一連にある歌。非常に素朴な内容の歌であるが、何となく心が和む。「をみな子のおみくじは」あたりの音の流れもいい。
文明は当時39歳。今の私と一緒だ。

京都みなみ会館で映画「ディア・ドクター」を観る。自宅から車で20分くらい。隣りに広い駐車場があるので便利である。西川美和監督、笑福亭鶴瓶主演。6月に公開された映画だが、映画祭での数々の受賞を記念して、今日から3週間、再公開されている。
物語や俳優陣の演技も良かったが、それにも増して山間の村の風景が心に残った。棚田や点在する民家、稲が風にそよぐ様子、川遊びする子どもたち。何でもない風景がとても魅力的にスクリーンに映し出される。茨城県常陸太田市で撮影されたとのこと。
そろそろ年末の片づけも始めないと。

永田家で再校・割付作業があった日。
私が座った席は、永田家猫ムゥの椅子だったらしく、
たびたび私の膝の上にのりにくる。
ムゥさんは人間でいうと90歳をこえているらしい。
岩倉の寒さがこたえるらしく、洋服をきていた。
キャメルのブラウスにチェックのスカート。そして腰にはリボン。
おしゃれなおばあさん、という感じ♪
「オレのお見立てや、いいやろ」と
おっしゃっていたのは、
いわずもがなの例のお方であった。

 クリスマスの朝。快晴。クリスマスの朝はなんとなく静かで明るい。お正月もそう。このあいだの忘年歌会で「冬の日ざしは眩しい」とその眩しさについて実感から得た発言がありましたが、本当に眩しいのですね。先日、同じような快晴の日にカーテンを洗って、ついでに二階の窓を一気に磨きました。
 白い手紙がとどいて明日は春となるうすいがらすも磨いて待たう
 という齋藤史の歌を毎年思います。午後、家の前の道を手を繋いでうれしそうに歩いている3、4歳の子供たちがいたので、「サンタさん来た?」と声を掛けると、ぱっと顔が明るくなって、「きたきた!」。それからなにをもらったかいろいろ教えてもらいました。(その子たちの妹や弟のぶんも)待っている時間があるからよけいに嬉しいのかなぁと思いました。

「短歌」1月号
 ・作品10首「食べる」 河野裕子
 ・作品10首「じゆずだま」 花山多佳子
 ・作品10首「二十年」 栗木京子
 ・特集「私の好きな新春短歌」 真中朋久、松村正直
 ・新春座談会「前衛短歌とは何だったのか」
          佐佐木幸綱・三枝昂之・永田和宏
 ・作品7首「空の鳶海の鵜」 三井修
 ・作品7首「月山を越ゆ」 吉川宏志
 ・佐藤通雅著『茂吉覚書』評 吉川宏志
 ・歌集歌書を読む 小林幸子
「短歌研究」1月号
 ・作品10首「のんびり」 永田和宏
 ・作品10首「彗星の運びし水」 栗木京子
 ・連載「超時空歌合せ」 栗木京子
 ・現代歌人百人一首―私の世界遺産 池本一郎
 ・短歌研究詠草 永田和宏選
「歌壇」1月号
 ・作品16首「河口まで」 河野裕子
 ・特集「連作の作り方」 栗木京子
 ・歌人の横顔 小林幸子
 ・作品8首「火星の戦士」 小林信也
「短歌往来」1月号
 ・作品33首「音の袋」 栗木京子
 ・作品13首「民宿あかひこ」 三井修
「短歌現代」1月号
 ・作品10首「天窓」 永田和宏
 ・連載「森岡貞香の秀歌」 花山多佳子
 ・春日いずみ歌集『アダムの肌色』評 川本千栄

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