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アーカイブ "2021年"

小二の娘の今年の夏休みの自由研究は、「ぬいぐるみ図鑑」でした。

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「はじめに」

うちには、いっぱいぬいぐるみがいます。

どのどうぶつがなんびきいるかしらべてみました。

むかしからいたじゅんです。

とちゅうでクイズも出てきます。ぜひやってみてください。

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というわけで、娘が生まれる前から居たぬいぐるみから、最新のものまで、ぬいぐるみの写真を撮り、A4の用紙にプリントアウトして綴じました。

以前も、ぬいぐるみの「住民基本台帳」を作ろうと試みて、スケッチブックを買ってきて一匹ずつ絵を描きはじめたことがあったのですが、あまりの数に追いつかず、挫折してしまっていたのです。

いったい何匹いるのだろう。

 

「名前」

「生きもののしゅるい」

「どこから来たか 思い出 とくちょう など」

 

をひたすら書き込んでゆきます。

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左 コーン 右 ユニ

ユニコーン

サンタさんからもらった。

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ネーミングセンス…!

 

ちなみに、こちらは左から、

イル

ルカ

ドル

フィン

です。

イルとルカの見分け方は、「舌が見えるほど口を開いているほうがイル」です。

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ハムレー

くま

マレーシアのおみやげ

2016.9.10(土)おかあさんのしゅっちょうのおみやげ。うまれてはじめておかあさんとなん日かはなれた。

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三歳になったばかりの娘を夫にたのんで、はじめて子どもを置いて泊りがけの出張をしたときのおみやげでした。

乗り継ぎのシンガポール空港のおもちゃ売り場で、一匹だけ残っていた白いクマ。ちょっと思い出深いです。

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このは こむぎ

アルパカ

このはは、こむぎのははです。

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アルパカの親子。

それぞれ別のところから来たのですが、うちで出会って親子に。

こんな設定を作るのも楽しい。

いただきもののGODIVAのイースターバニー、「たまちゃん」(卵をもっているから、たまちゃん)。

このたまちゃん、鴨川の荒神橋の亀石を渡っているときに娘が落としてしまい、川を900メートルほど流されたことがあります。途中、鴨の群れにまきこまれたり、堰で沈んだまま川底を転がって見えなくなったりして、娘がべそをかきました。橋を二つくぐって、二条大橋の手前の飛び石で、無事救出。

ホワイトタイガーの「なみ」。

今年の誕生日プレゼント。

けっこう大きいです。

ぬいぐるみには、それぞれエピソードがあるので、語り出したら終わりません。

UFOキャッチャーでとった小さなものも全て含めて数えたところ、全部で203匹いました。

 

1位:うさぎ 22匹

2位:猫   21匹

3位:くま  19匹

 

珍しいところでは、オーストラリアの固有種ビルビー、オオサンショウウオ、アメリカバイソン、ステゴサウルス、まっくろくろすけ、チンアナゴ、チョウチンアンコウ、桃、みかん、など。

巨大なトトロやアヒルもいます。

私もたくさんのぬいぐるみを持っていましたが(リカちゃんやバービーなどの人形が苦手で、ぬいぐるみにしか興味がなかった)、あのぬいぐるみたちはどこへ行ってしまったのだろう。

いなくなった私のぬいぐるみの心配をする娘には、きっとぬいぐるみの国へ帰ったんだよ、と話しているのですが、何度も引っ越しをしているうちに、本当にいつの間にかいなくなってしまいました。

子ども時代のぬいぐるみの存在はとても大きいです。

手触りまで懐かしい大きなロバさんや猫や羊やマモちゃんやアオちゃん…

写真もほとんど残っておらず、記憶と、歌の中にだけいるのです。

子供らが耳につかまり育ちたるぬひぐるみのロバ汚れて失せつ

河野裕子 『家』

お人形が好きではなかつた紅(こう)のこと失くししぬひぐるみのやうに悲しむ

河野裕子 『蝉声』

 

こんにちは、魚谷真梨子です。

9月12日(日)に、第11回塔新人賞・塔短歌会賞の授賞式がオンラインで行われました。

80名以上の方にご参加いただきました。
みなさま、ありがとうございました。

まず15時から第11回塔新人賞・塔短歌会賞の授賞式でした。

塔新人賞は、森山緋紗「海を縫う」
受賞のことばでは、
母との関係、祖母との関係をずっと作品にしたいと思っていた。
たくさんの人から感想をもらって不思議な気持ちになりつつも、とてもうれしかった。
とおっしゃっていました。

塔短歌会賞は、澤端節子「水の霊香」
受賞のことばの、
大好きなもの、水、境界を歌おうと思った。
自然をみつめて、そこから歌をいただいているような感覚。
という部分がとても印象的でした。

つづいて、記念座談会が行われました。

パネラーは、浅野大輝・橋本牧人・花山周子・川本千栄(司会)
第11回塔新人賞・塔短歌会賞受賞2作と、
第63回短歌研究新人賞受賞作 平出奔「Victim」
第32回歌壇賞受賞作 帷子つらね「ハイドランジア」

以上の4作品について、刺激的で熱気ある議論が展開されました。

この座談会の内容については、YouTubeにて期間限定で公開をしております。
下記URLより、動画を閲覧いただけます。(期間は本日より2週間です)

また、座談会で使用したレジュメも下記よりダウンロードしていただけます。
https://drive.google.com/file/d/1BeDkLWzzb39yIx9La2b-CeWe6VHw06B8/view?usp=sharing

休憩をはさんで、後半は交流会でした。

吉川主宰の挨拶では、先日発行された800号記念特集号についてのお話もありました。
その後、永田和宏さんに乾杯の音頭をとっていただきました。
参加者がそれぞれグラスを片手に、乾杯!

 

交流会では「選者に聞く」のコーナーが設けられました。
永田和宏さん、前田康子さんに、様々な短歌にまつわる質問に答えていただきました。
「ひと月に何首くらい歌を作るのか」という質問への回答の中で、
永田さんから、河野裕子さんが新幹線で京都から品川までの間に36首作った、というエピソードが語られました。
追記:この36首というエピソードは河野さんではなく、永田さんご本人のお話でした。訂正いたします。

他にも、「どんなときに歌を作るのか」「歌を作る時にそばに置いておくものは?」
といった質問に、永田さん、前田さんだけでなく、他の選者のみなさんにも答えていただきました。

19時半ごろにいったんおひらきとなりましたが、
その後二次会も行われたようです。

本来ならば、京都でのシンポジウムを予定した日でしたが、
オンラインではありますが、会員同士でつながり、
歌について考えを深められた、充実した半日となったのではないかと思います。

だいぶ秋らしい日が増えてきました。

会員部から会員のみなさまへ、9月分の詠草についての注意です。
9月分の詠草は、必ず

 9月18日必着で

投函していただきますよう、お願いいたします。
9月は19日が日曜日、20日が祝日で、普通郵便の配達がお休みの日に当たるためです。
到着までに要する日数の目安は、日本郵便のホームページ等でも調べることができます。
郵便事情等によっては、多少の遅延もあり得ますので、できるだけ余裕を持って投函してください。

なお、

 ・毎月の詠草の「20日締切」は「20日必着」です。
  「20日消印有効」ではありません!

 ・必ず普通郵便でお願いします。
  速達やレターパックの使用はお止めください。
  詠草受付担当者の過大な負担となります。

以上、どうぞよろしくお願いいたします。

家の中で過ごすことが多い今日この頃。

 

娘はもくもくとお絵描きをがんばっています。

 

画伯(2歳)の絵がこちら。


力強くぬりぬり。

芸術が爆発しています。

勢いあまって床にはみ出すので、ふきふき。

最近はこんなかんじの細かい絵も描き始めました。

ちょっと、顔みたいですね。

塔短歌会ではメールサーバーの変更に伴い、

2021年09月09日より、「ホームページURL」と「代表メールアドレス」を下記の通り変更いたします。

ホームページURL

■変更前:http://www.toutankakai.com

□変更後:https://www.toutankakai.com

より高い安全性を確保するため、全てのページのURLを[http]から[https]に変更いたします。「ブックマーク」などに登録していただいている場合は、設定の変更をお願いします。尚、旧URL[http]にアクセスした場合、全て新URLの[https]へリダイレクト(転送)されます。

代表メールアドレス

■変更前 webmail@@@toutankakai.com

□変更後:info@@@toutankakai.com
  ※送信時には@を1つにしてください。

 

こんにちは、魚谷真梨子です。

久しぶりに晴れた大阪。雨が降るごとに少しずつ、秋の気配になってきています。

しかし、やっぱり暑い。今日はまだミンミン蝉の声も聞こえました。

 

さて、8月から、塔zoom歌会の司会が

いわこしさん、平出奔さん にバトンタッチしています。

7月までは、佐藤涼子さん、沼尻つた子さんにお世話になりました。

ありがとうございました。

 

直近のzoom歌会は、

第32回 9月8日(水)20:00~ 平出奔さん司会です。

まだ残席があるようです。

みなさまぜひご参加ください!

 

 

写真は、少し前に撮影した雲。この夏見た雲の中で一番迫力がありました。

もくもく。

中学校では吹奏楽部、高校・大学ではオーケストラと、学生時代はずっと音楽系の部活に入っていました。
それで好きになったのが写譜です。

元々、中学校のときの顧問の先生の方針で、常に写譜をさせられていました。
なかなか時間がかかって面倒くさい作業ですが、そのうち、「いかにきれいに読みやすく書くか」に凝りだして、いつの間にか工夫して写譜をするのが好きになっていました。

その経験が役に立ったのが、大学オケ時代の演奏旅行です。
演奏旅行の話は、3年前の「夏と言えば演奏旅行!」という記事に書いています。
その時に、

 それと、ご当地の民謡や市町村歌などを演奏することもありました。
 これらは団員の編曲担当者が必死に、ほぼ一晩でオーケストラ用に編曲して、
 それをまた団員も、ほぼ初見で演奏していました。

と書いていますが、この編曲担当者が書くのはフルスコア形式、つまり全ての楽器(パート)が含まれている形式なので、実際に演奏するには、各パート譜を作らなくてはなりません。
そのため、担当者が書いたスコア譜をコピーして、そこから自分たちのパートの箇所だけを五線譜に写し取っていくのです。
スコア譜が出来上がってくるのは、大抵当日の朝(早くても前日の夜)なので、大急ぎで写譜を行ってパート譜を作らなくてはならないのです。
でも、急いでいるからといって乱雑に書いてしまうと、演奏する人が一発で読み取れず(ときには間違った音に読み取っていまい)、演奏に支障を来してしまいます。
なので、急いで、かつ非常に神経を使う作業ではあるのですが、ここは中学生のころからの「写譜好き」が功を奏して、私は比較的楽しんでこの作業を行っていました。
少しでも役に立てると思うと、うれしかったです。

私の好きな本の一つに、亡くなった指揮者の岩城宏之さんが書いた『楽譜の風景』(岩波新書)という本があるのですが、この最初の章はほぼ全部写譜の話で、とても面白いです。
その中に、浄書業(写譜業)の賀川純基さんの話があります。

 写譜がきれいで正確だと、非常に読みやすい。
 オーケストラのメンバーが余計なことに神経を使うことがなく、音を出すことに専念できるので、
 賀川さんの写譜だと、賀川さんの美しい音がした。

この文章に出会ったのは、おそらく大学に入ってからですが、だいぶ影響されたような気がします。
ちなみに、「社会契約論」で有名なJ.J.ルソーが写譜屋をしていたことも、この本で初めて知りました。
(あの「むすんでひらいて」を作曲したのもルソーです。)

写真は、我が家に残っていた、大学時代に写譜をした譜面です。
まあまあきれい、かな?
今では写譜をすることは全くなくなってしまいましたが、演奏旅行をしていた夏が来ると、ときどき懐かしく思い出します。

コロナウィルスの感染拡大がなかなか収まらない中、不安を抱えたままの日々を過ごしている方も多いかと思います。
いつもならこの時期に行われていた塔の全国大会も2年連続で中止。
その代替として開催を予定していた「河野裕子没後十年シンポジウム」も中止を余儀なくされました。
全国の会員のみなさまとお会いできる貴重な機会が次々となくなってしまい、寂しくつらく思います。
「2年前の京都での全国大会では、あんなことがあって、こんな人とこんな話をして…」と、つい思い出してしまいます。

その代わりとして、元々シンポジウムを予定していた9月12日(日)に、塔では会員の方を対象として
 オンライン授賞式、記念座談会、交流タイム 
をZoomミーティングを用いて行うことになりました。

詳しい内容&申込は、こちら、及び塔8月号p.20をご参照ください。
まだまだ絶賛受付中です。
 第1部 授賞式
 第2部 記念座談会
 第3部 交流タイム
となっていますが、参加できる時間帯だけの参加でも構いません。
もちろん、全部参加していただくのは大歓迎です。
多くの会員の方のご参加を心よりお待ちしております。

ここでは第3部の「交流タイム」について、少しご案内します。
(実は、私が司会進行を担当しますので、その宣伝でもあります。)
この交流タイムでは、1月の新年会のときにも好評だった「選者にききたい」というコーナーを設けます。
今回は、選者から永田和宏さん、前田康子さんにご参加いただき、参加した会員からの「あんな疑問」「こんな質問」に次々答えていただきます。
聞きたいことがある方は、申込の際の「申込フォーム」に質問を記入する欄がありますので、そこから質問をお願いいたします。
あなたの質問が命! のコーナーですので、どしどしお寄せください。
(全ての質問を取り上げられないことがあります。予めご了承ください。)

この「選者に聞きたい」、以前は全国大会の名物(迷物?)コーナーでした。
私の記憶だと、2012年の大阪での全国大会のときから数年おこなったのではなかったかしら。
1日目の受付のときに会員からの質問を受け付け、それを永田淳さんが独断と偏見で(?)選んで壇上の選者(だいたい5名くらい)にぶつけて答えてもらう、という感じでした。
リハーサルとか、事前に質問内容を知らせるとかは一切なく、全くのぶっつけ本番。
ときには、選者によって見解が全然違ったりして、相当に面白いコーナーでした。

今回、その時のように面白いコーナーにできるか、全く自信はありませんが、できるだけ盛り上げたいと思います。
どうぞよろしくお願いいたします。

写真は全く関係ありませんが、今年漬けた梅はちみつサワーです。

左側が1986年にアメリカで購入したペンギンブックの
日本の詩歌のアンソロジー(『The Penguin Book of
Japanese Verse』で、初版は1964年。右側のは、2009年に
刊行された改訂版で、数年前、ネットで購入しました。
万葉集から現代詩まで、とにかく盛り沢山の内容です。

改訂版は四十頁も増えていて、特に現代詩の分野で新たに
数人の詩人が加えられているのが、目につきます。選択の基準は
よくわからず。例えば旧版にも登場するTAKENAKA IKU とか。

古い角川文庫の現代詩人全集全十巻を捲ってみて、ようやく
竹中郁という名前を見つけました。この詩人の作品は四篇も
掲載されている。 一方、宮沢賢治は一篇のみ!

平安期の歌人、紀貫之は「KI TSURAYUKI」になっている!確かに
姓は紀(き)だけれど、日本人は間に「の」が入らないと「え?」
って、思っちゃうよね。改訂版でもそのままだった。
さて、短歌はどんなふうに訳されているでしょう。啄木の作品は
13首も紹介されている。きっと訳しやすいのでしょう。

  Working, Working.
  Yet no joy in life,
  Still staring emptily
  At empty hands.

この歌はもとの歌がすぐにわかりますね(わかりにくいのもある。
あんまり有名でない作品が訳されている場合も多いので)。
「楽にならざり」が「no joy」ではまずいんじゃないかな。
もっと生活に余裕のある人が、生きがいや生きる楽しみを
見つけられず嘆いている、みたいに聞こえるけど。どうなんだろう?

と、とにかく突っ込みどころ満載で、なかなか面白いのです。

ワラビーはカンガルーの仲間ですが、写真に写っているのは、
主にオーストラリアの東海岸に生息するSwamp Wallabyの子供たち。
日本ではオグロワラビーなどと紹介されている動物です。
体高1,4~1,7mくらいまで成長するらしい。

この写真は実は、シドニーの動物園内の売店で購入した
『Australia’s Animals』という本の表紙です。売店には
他にも同種の本が並んでいたのですが、このワラビーたちの
愛らしさに魅了されてしまった私は、迷わず購入。
写真満載で、また日本ではあまり紹介されていない、南半球に
生息する各種の動物たちの生態が綺麗な写真入りで紹介されて
いるので、ことあるごとに目を通しています。

シドニーの動物園の素晴らしかったことは、キウイなどという鳥類や
カモノハシのほか、コアラ、フクロモモンガなどの様々な有袋類など。
珍しい動物に沢山出会えた、ということ。さらには、
とにかく広大で、動物たちが自然に近い環境で飼育されていたこと。
歩いて見て回ったので、すっかり疲れてしまいましたが。

その後は、日本の動物園の狭さに、痛々しい思いを抱くことが
多くなりました。人間だって、随分と狭いところで
我慢しながら暮しているんだけれども。飛んだり、跳ねたり
が得意な動物はさぞ、辛いだろうなあ。

  動物園に行くたび思い深まれる鶴は怒りているにあらずや
                伊藤一彦『月語抄』

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