全国大会 in 岡山
全国大会 in 岡山が、成功裡に終了しました!
先程、なんとか、うちに帰り着いたところです。飛行機が少し遅れてあせりました。帰れないかと…。
岡山は、最高気温37度。朝から、朝らしからぬ鋭い陽射しでありました。
大会一日目(土曜日)は、5つに分かれての歌会。そして、懇親会。二次会、三次会…。
二日目の今日(あ、もう昨日ですね)は、午前中に全体歌会。そして、午後は、「マンガと短歌」という大テーマに沿って、まず、真中朋久さんの講演。
そして、漫画家の池田理代子さん、吉川宏志さん、永田紅さんの鼎談がありました。
そして、歌合(うたあわせ)。こんな感じです。
詳しい報告は11月号に載りますので、ご覧下さい。
さて。前回のブログで、20年以上前の岡山の思い出の食べ物。もはや記憶がおぼろげな、「果物のようなスイーツのような、大粒のぶどうに、さっと砂糖をまぶしたような、飴をかけたようなそういうお菓子」の話を書いたら、岡山の大森千里さんが、これではないか?と、思い当たってくださって、なんと、プレゼントしてくださいました。
大森さん、間違いありません。これです、これ! あの、思い出の食べ物です。
いやー。このような再会の仕方もあるのですね。
そしてそして。そのお心遣いがなんともうれしくて。
塔に入っていることでいただけるこういうご縁。ほんとにありがたいのです。
ありがとうございました。
ということで、「ばらずし」のお弁当も食べ、そこに「ままかり」が入っていたということで、20年の時間を経て、思い出の食べ物3つと完全なる再会を果たしました。
よい旅でした。
現地スタッフのみなさま。こちらのみなさま、あちらのみなさま。
ほんとにありがとうございました。
岡山~
あと3日で、塔の全国大会です。今年は、岡山です!
塔の8月号には、浅野美紗子さんによる「岡山うたどころ案内」が載っています。
足を使って書かれた、労作です。時間があったら、この「案内」に沿って、じっくり回ってみたいなあと思ったことでした。
牧水は、こころの鉦をうち鳴らしつつ、「岡山」の幾山河を旅したそうですが、
私も(も?)、20年くらい前、学生の時に岡山を旅しました。とてもすばらしかったです。18切符で、主に海側の町を旅しました。確かに、こころの鉦、うち鳴らしていました。
たくさん、せつなくてすばらしい思い出があるのですが、
今日は食べ物のことを。
その旅で食べたもので、今でも忘れられないおいしかったものが3つあります。
その1 果物?スイーツ?
んー。なんというのか。大粒のぶどうに、さっと砂糖をまぶしたような、飴をかけたようなそういうお菓子でした。一粒100円とか200円とかしたような…
とても贅沢な食べ物だと思った記憶があります。今もあるのかな…
その2 ままかり
これは、子供の頃に本で、【「ままかり」って魚がいる。あまりにおいしいので、ついご飯を食べすぎてご飯が足らなくなり、隣の家からご飯(まま)を借りる。そのくらいおいしいんだ】ということを読んで依頼、強烈に憧れていた魚だったので、わくわくして食べたのでした。
…おいしかったです。確かに、ままを、おかわりして食べました。
その3 ばら寿司
これは、心をこめて作ってくださったものを、いただいたのでした。この上なく豊かで、美しく、あたたかな食べ物でした。
「マンガと短歌」も楽しみです。
台風も、3日後には、大丈夫そうですね。
蔵王
数日前のことですが、蔵王に行ってきました。
友人とその近くまで行ってたのですが、んじゃ、お釜行く?
ということになって、行ったわけです。
行くつもりが全くなかったので、帽子もなく、日傘もなく、手ぬぐいもなく、で、
随分と日にとおされました。
あまつ日に目蔭(まかげ)をすれば乳いろの湛(たたへ)かなしきみづうみの見ゆ
斎藤茂吉『赤光』
ものおもふひとひらの湖をたたへたる蔵王は千年なにもせぬなり
川野里子『五月の王』
すると、なにか、すてきな音色が聞こえてきます。
あたりを見回すと…
草笛を吹きつつ過ぎてゆく人。
草の海に風の水脈(みを)見ゆわたくしの歌は蔵王に聴かせてやらう
渡英子『みづを搬ぶ』
河野裕子短歌賞
お盆ですね
年に一度の
なつやすみ
前期最後のゼミ発表を終えて、ようやくひと段落ついた。
平日の昼間。陽射しがいいから洗濯をして、そのまま外へふらっと出てみると、からっと暑くてきもちいい。
どうせ今日はちまちまとやるべきことをやるだけの日だったので、思い切って昼から公園でビールを飲んだ。
う、うまい。。
学生最後の夏だから、あそばなきゃ!とおもうんだけれど、意外とこういう過ごし方もいいのかもしれない。
ベンチに座って飲んでいたんだけど、遊具で遊んでいたちびっこ二人がぼくの隣に座って、じっとこちらを見てくる。
浮浪者とおもわれたのかな。
遠くにいた他のちびっこたちが「こらっ、こっちおいで!」とその二人を呼んでいて、びみょうな気持ちになったのでした。
10代・20代特集
『塔』10月号では隔年恒例の「十代・二十代歌人特集」を行います。塔短歌会所属の10代・20代のみなさん!締切は8月19日です。
※7月号の183ページに案内を掲載しています。送り先などご確認ください。