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アーカイブ "2010年06月"

先日、金沢歌会にお邪魔しました。
京都からサンダーバードで行きましたが、近く感じました。
題詠と自由詠で、皆さん、積極的に発言してくださり大いに盛り上がりました。
みなさま、本当にありがとうございました。
友人が、紫陽花をくれたので挿し木してみています。
挿し木するときは、カッターナイフのようなもので茎を斜めに切り、清潔な土に埋めるといいと教えてもらいました。
うまく行くか楽しみです。
韓国俳優、ミュージシャンのパク・ヨンハ氏が自死と報じられています。
韓流ドラマにはあまりはまらなかったのですが、パク氏の歌声は好きでした。
長く聴いていなかったアルバムを出して聴いています。

今日、6月30日は一年の折り返しの日。京都では無病息災を願って「水無月」という和菓子を食べる習慣がある。ういろうのような生地の上に小豆がのっているもの。京都に来るまでは全く知らなかったが、他の地域にもあるのだろうか?

これは、けっこうお腹にたまる。
ひとり一個ずつ食べて、一個あまった。夜中に食べよう。

晩ごはんを食べに中華料理屋に行った。座敷の奥に巨大な金色の豚の置物がある。その豚の胴体に、いくつかの漢字がごちゃごちゃになって、赤い字で書かれている。ちょうどお寺の手水鉢などで見かける「吾唯足知」のように、漢字と漢字が組み合さっているらしい。
近づいてよく見ると、「寶(宝)」「財」「招」「進」の四文字だ。「寶」の「貝」が「財」にも使われ、「財」の「オ」が「招」の手偏になっている。「進」は何も絡んでいないが、文字全体を乗せて大きな宝船のような形を作っている。
「宝進財招」というのだそうだ。
たくさんお金が貯まるんだろうな。

山梨の母親から、畑でとれた野菜が大量に送られてきた。ナス、キュウリ、ジャガイモ、タマネギ、サヤインゲン、そしてズッキーニ。ズッキーニなんて料理したことがないのでどうしようかと思ったが、結局カレーに入れることにした。見た目は太いキュウリみたいだが、品種としてはカボチャの仲間らしい。味はナスみたいで、とても美味しかった。

 工場萌えというのがあることを数年前に知って、工場を見てわくわくどきどきする人が他にもたくさんいるとわかったとき、とても驚いた。
 電車や車に乗っていて、工場の前で信号待ちや渋滞に巻き込まれると嬉しくてしようがない。自分が砂利やセメントになったような気がして流されたり捏ねられたりするのを想像してひとりにやにやしてしまう。
 「sai」3号の特集が「工場 つくる」。封をあけると夕暮れのような夜明けのような空と海にクレーンが立っている表紙。紙の手触りもいい。目次の文字が大きくてウッとなったけれど、連作、評論、作品、合宿記録、エッセイなど盛りだくさん。工場が主役なのが嬉しい。
 乗り馴れし暗色の軽(ケイ)、ささやかといへど火を生む臓器を持てり
  高島裕
 崩れつつ積み上げられし屑鉄の生き生きとして暮れ残りおり 
奥田亡羊
 ちょうど、今読んでいる岩野伸子さんの『鉄とゆふがほ』にも工場の歌がたくさんあった。
  
 鉄削る音より鋭き声あげて昂ぶる者にわれ逆らはず  岩野伸子
 工場の敷地に積まるる鉄管が一本一本夢に立ち上がる 
 

京大短歌の歌会から帰宅。当初予定していた宇治のあたりへの吟行は雨のため中止となり、かわりに向島にある先輩のお宅にお邪魔して突発的な題詠歌会(題「ワンピース」)をしました。参加者は8名。実にさまざまなワンピースの歌が集まり、読み・議論も面白かったです。興味のある方はもしよかったら以下のサイトの「歌会の記録」でご覧ください。
http://www.kyoudai-tanka.com/index.rb
その他、短歌ゲーム(2チームに分かれて、初句、二句目、三句目……とそれぞれ担当者を決めて相談無しで紙を回してゆき、1チームで1首を作って判者に勝敗を決めてもらうというゲーム)や付け句、しりとり(文学や短歌に関係のある人名・作品名に限定)をしました。また、ある先輩の誕生日だったのでケーキでお祝いをしました。そして夜は二ラ、水菜、きゅうり、油揚げ、豚肉、大葉などを具にして生春巻きを作りました。おいしかったです。
通常の歌会ももちろん勉強になるし楽しいのですが、たまにはこんな集まりもいいなと思いました。
最後になりましたが、編集部に加わらせて頂くことになったのでよろしくお願いします。これが初投稿です。

6年生の日曜参観。
人間の権利10個が提示される。
うろ覚えだけれど、以下のような感じ。
・十分な食事と飲み物を与えられる権利
・自由に使えるお金を手にする権利
・好きな場所へ旅行に出かけられる権利
・自分の部屋を持つ権利
・自由に意見を言える権利
・いじめを拒否する権利
・愛し愛される権利
・おいしい空気を吸う権利
・人と違うことが認められる権利
・遊ぶ権利
これらはどれも生きていく上で大切な権利。
「それを棄てていくとしたらどの順番に棄てていくか考えましょう。」
う〜〜〜ん。なんとも奥が深い。
子どもだけで考え、そのあと親と一緒に話しあい。
決定した。
最後に棄てる権利として
大半の子どもたちは飲食を選んだ。
そして、愛し愛される権利を最後に選んだのは1人。
なんともまことに奥が深い授業だった。
そして自分の子どもの幼稚さ(よくいえば子どもらしさ??)に
愕然とした一日だった。

今朝五時にふと目が覚めテレビをつけると、ワールドカップをやっていて
後半の最後の方を見ることができました。勝利の瞬間嬉しかったです。
テレビのコマーシャルで消臭剤や消臭グッズが多いなあと思います。
あからさまに「親父がくさい」とかいうコマーシャルはどうなんでしょうね?
子どもたちがみているわけだから、もう少し考えた方がいいのではと思います。
どんな人だってにおいはあるし、人のにおいで安心することもあるのだから。
うちは風通しがいいので窓を開け、ポプリを置いたり、梔子やどくだみなど香りの花を飾って自然なにおいが部屋に漂うようにしています。
梔子は香りが強いので眠くなったり香りに酔うこともありますが・・。

先日の再校作業の折に、「夕まづめ」ってなんだ?という声があがった。14人ぐらいいたが皆知らない様子。
向かいの席にいた高橋武司さんと「夕方近くのことですよねぇ」とうなずき合う。
辞書にはない言葉だが、釣り人には普通に通じる言葉で(高橋さんも釣りをされている)、「朝まづめ」と「夕まづめ」がある。おそらく「間詰め」なのだろう。明け方近くの朝になる直前、または夕方になる直前のことを指す。この時間帯は魚の活性も高く、よく釣れるのだ。
先日、12〜3人の歌人と話していて「すいば」という言葉を使ったら、誰も知らなかった。慌てて辞書を調べたらこちらも記載がなかった。こちらは多分「好い場」なのだと思うのだけれど、秘密の場所のことである。
子供の時はみんなそれぞれに「アケビのすいば」や「魚のすいば」「ゲンジ(鍬形虫)のすいば」を持っていて、すいばに行けばそれらが獲れた。
どちらもいい言葉だと思うんだけどなぁ。みなさん、辞書にはないけれど、こんな素敵な言葉がありますよ、というのがあったら教えてください。

昨日の読売新聞の朝刊(環境面)に「針金ハンガー 曲げて活用」という記事が載っていました。カラー写真に写っている人がどこかで見た顔だなあと思ったら、尾崎智美さんでした。クリーニング店で仕上げの時についてくる針金ハンガーを使って、帽子掛けや掃除用具掛けなどさまざまなものができますよ、という内容。そう言えば、以前「方舟」にもお書きになっていたなと思い出しました。

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