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アーカイブ "2022年03月"

「塔」短歌会紹介動画ができました。タイトルは
【塔短歌会へようこそ!塔短歌会と『塔』の誌面をご紹介します!】

youtubeにアップされています。クリックしてみて下さい。
  ↓    ↓
https://www.youtube.com/watch?v=1uNULq8V0c0&t=2s

「塔」っていつ誰が創設したの?
主宰は、選者は誰?
結社と同人誌ってどう違うの?
月集、作品1、作品2、若葉集とは? 鍵の意味は?
新樹集、百葉集、風炎集、特別作品とは?
批評欄、歌会記、方舟とは?

と、「塔」とその誌面についてが5分で分かります。本当に5分!
元々入会案内なのですが、会員の方にもぜひ見てほしい。
もしかしたら、え、知らなかった・・・ってことがあるかも!?

鈴木晴香さんが一人で動画の編集をされたのですが
もう、プロの仕上がりです。必見ですよ!!

鈴木さんの背景の凄い本棚は・・・そう、「塔」事務所です。

入り口から全体像を撮りました。
歌会や読書会を行うことができます。
この写真の右側の本棚が動画の背景です。
選者の歌集や近代の歌人の全集を置いています。

動画に登場した創刊号を含む、最初期のバックナンバーです。

写真に写っていませんが、反対側の本棚です。
全てのバックナンバーが揃っています。
会員の歌集も置いています。

今はコロナで定期的な事務所の開所をしていませんが、
コロナが収まったら再開したいです。

暖かくなったり、寒くなったりとこの時期ならではの天候に翻弄されている永田淳です。

例年通りに目が痒くなったり、鼻水が止まらなかったりしますが、これは「季節性鼻炎」だと昔から自分に言い聞かせています。
花粉などに負ける、というのがどうにも我慢なりません。(いつまでこんな子供っぽいことを言ってるんでしょうね)

とはいうものの、いい季節になってきました。
木蓮は咲いてしまった時より、これぐらいの膨らみ始めの頃が好きです。

紫の方ですが、

いにしえの王(おおきみ)のごと前髪を吹かれてあゆむ紫木蓮まで  阿木津英『紫木蓮まで・風舌』

なんていうのは春の高揚感があって、この時期には思い出す一首ですね。

進級、進学、就職、引越などで忙しくしている方もおられるでしょうか。
僕は先日、オンライン授賞式、オンライン謝恩会(この二つは初体験!)、オンライン編集会議と1日にオンライン3本立てでした。けど、やっぱり謝恩会は対面じゃないとなぁ。

毎度のことながら、うだうだしたブログですみません。

今日は烏丸丸太町のハートピア京都で、4月号の再校作業&5月号の割付作業でした。4月号は本体272ページと分厚く、再校作業も13時から17時まで10数名でみっちりと。終わって建物の外に出るとまだ明るい。日が長くなったのは嬉しいですが、とにかく目が疲れていつも帰り道はぐったりです。今日は旧仮名や文法の間違いのほか、「湯たんぽ」が「湯たんぼ」になっている誤植などを見つけました。

再校風景の写真を撮ってこようと思っていたのに、すっかり忘れていたので……こちらは以前、堺の与謝野晶子記念館に行ったとき南海電鉄堺駅の西口広場で撮った与謝野晶子像の写真です。もともとは右手に筆、左手に短冊を持っていたそうですが、いつのまにか失われてしまったようです。

年明けから講談社の『與謝野晶子全集』(全20巻で、歌集はそのうち1~8巻)を少しずつ読んできて、今夜ようやく最後の歌集『白桜集』を読み終えました。63歳で亡くなった晶子。歌集は生前未刊のものを含めると30数冊あって、しかも『白桜集』は2423首も収録されているので、なかなか時間がかかりました。せっかくなので『白桜集』から、あまり有名ではないけれど印象に残った歌を。

君むかし麒麟のやうに踏み越えし湖畔の谷の一枚の橋

東京の吹雪の報の至れども君が住む世のことにもあらず

うす日射しあたたかげなる氷柱かな白きけものの乳房のやうに

木の間をば登山電車の走せ去るも死の速力にくらべられつつ

一度は汽笛のやうに悲しみを吹かしめよとも願ふ初夏

夫・鉄幹への挽歌や自身の老いや死の予感を詠んだ歌が多くしみじみしますが、ときどき次のような面白い歌も出てくる。

日光の華厳の瀧を白菜の一葉と見るを人なとがめそ

群(むれ)をなしこれは林間学校の生徒のごとき竹煮草かな

こんにちは。
「塔」3月号が各地に届きはじめているようです。

今週末は塔短歌会賞・塔新人賞の発表号でボリューミーな4月号の「再校」作業ですが、先週末には「初校」作業が全国6ヶ所でおこなわれました。東京、名古屋、京都、大阪、芦屋、鳥取の各地に初校チームがあって、毎月(第2金曜日の午後が多いです)会議室などに集まって校正作業をしてくださっています。

さてこの「初校」作業、4月からは埼玉と滋賀で新しく分担してくださることになりました。これで全国8ヶ所に増えます。お近くにお住まいで、校正作業のお手伝いをしたいという方がいらっしゃったら、ぜひ私か編集委員か、あるいは各地初校の参加メンバーにお声かけください。ご協力いただけると助かります。京都では再校作業もやっています。

写真は、毎月の初校まとめのたびにどんどん溜まっていくクリップ。これで綴じた元原稿(みなさんの月詠を選歌欄ごとに分けた束など)が詠草受付→選者→印刷所→初校→再校と回っていきます。元原稿はわが家にあるのですがクリップが増えすぎると困るので、半年に1回のペースで選者のみなさんに再配布します。そのクリップがまた巡りに巡って…という仕組み。

息とめてとても静かに引き上げるクリップの山からクリップの死 盛田志保子『木曜日』

こんばんは鈴木晴香です。
大阪中之島美術館・開館記念『Hello! Super Collection 超コレクション展』に行って来ました。
西洋絵画も日本画も大阪にゆかりのある画家の作品も写真もポスターも家具もあって、確かにこれは「超」です。

佐伯祐三《郵便配達夫》

佐伯祐三《郵便配達夫》1928

 

美術館の建物も印象的でした。外観は真っ黒な箱でびっくりするような存在感なのですが、中に入ると雰囲気が一変。天井が高くて、パッサージュと呼ばれる自由な通路があって、エスカレーターが自在に交差していて、ダイナミックで開放的。
つぎのコレクションも楽しみです。
大阪中之島美術館

こんばんは。鈴木晴香です。

「菅原家一系三神を祀る延喜式内社の日本最古の天満宮」という菅原天満宮(大阪)に行ってきました。
行ってきたというより、わたしの住んでいるところのほんとうに近くにあって、出かける時には必ず前を通るのです。

住宅街の中にひっそりとあって、敷地もほんとうに小さいのですが、
すこし高台になっているそこに吹き抜ける風がさわやかで、神聖な雰囲気。

道真公の産湯池と伝えられる遺跡も神社の近くにあります。そして今は、梅もきれい。

菅原道真公は、勉学もそうですが、詩歌、文筆の神様。
歌人として、こんな由緒ある場所に住んでいるなんて、
これからもますますいい歌を詠める予感・・・!

先月、2月18日必着です!【2月の詠草】 という記事を書きましたが、3月も曜日の巡りは全く同じ。
ということは、

3月の詠草も

 3月18日(金) 必着です!

19日(土)、20日(日)には普通郵便の配達がないためです。
しかも、3月は21日(月・祝)も普通郵便の配達はありません。
ですので、18日に間に合わなければ、もう絶対に間に合いません

また、従来より1~2日程度、到着までに日数がかかるようになっています。
場所によっては、もっとかかることもあります。

ですので、気持ちとしては

 16日(水)までに届ける

くらいで詠草を準備・投函してください。

なお、速達、レターパックなど、普通郵便以外での送付は、詠草受付担当者へ過大な負担をかけることになりますので、お止めください
「塔の便利帳」の「Ⅱ.「塔」作品欄への投稿方法について-2.歌稿送付」の⑤にも記載のとおりです。
(これを機会に、「塔の便利帳」に記載の注意事項にも改めて目を通していただけるとうれしいです。)

詠草受付担当者の方は、限られた日数の中で膨大な数の詠草を取りまとめ、選者に発送しています。
日数に余裕がなくなれば、ミスを誘発しかねません。
また、選者に送るのが遅くなれば、選者が選歌に使える日数が減ってしまいます。

「1人くらい」「1日くらい」と思っても、それが積み重なれば、「塔」発行の大きな妨げになります。
どうぞ、詠草は日数に余裕を持って投函してください。
よろしくお願いいたします。

写真は、私のPC横のボードに貼ってある注意メモ。
これをうっかり忘れて、「塔」が会員の方に届かなかったことが過去にあったので、自分への注意喚起です。

こんにちは、会員部の小川和恵です。
住所、登録名等の会員情報変更の受付窓口を担当しています。

以下は、毎年この時期恒例の記事なのですが、とても重要なので今年も書きます。

3月・4月は、進学・就職・転勤等で、引越の多い時期。
塔の会員の方の中にも、転居される方が多くいらっしゃるかと思います。

転居等に伴い、毎月の「塔」の発送先が変更になる場合には、必ず私・小川まで届け出てください。
(連絡先は「塔のひろば」末尾の「原稿などの送付先 届出・問合せ先一覧」を参照のこと。)

なお、マンション・アパートの場合には、マンション名・アパート名を省略せずに正確にご記入ください。
これが省略されたために「塔」が届かなかった事案が多発しています。

また届出は前月の20日までにしていただく必要があります。
例えば、4月号から変更の場合には、3月20日までに届け出てください。
したがって、できれば実際に転居してからではなく、新住所が決まり次第、できるだけ速やかに届け出ていただくことが望ましいです。

届出が21日を過ぎた場合には、翌々月号からの変更になります。
この届出が遅れたために「塔」が受け取れなかった場合には、再送いたしません。
原則として、バックナンバー購入の手続をとっていただくことになります。

なお、「塔」の発送はヤマト運輸のクロネコDM便を用いて行っております。
したがって、郵便局に転居届を出されて転送サービスに登録されていても、「塔」が転送されることはありません。

また、ヤマト運輸の「転居転送サービス」は、クロネコDM便についてはそのサービスの対象外となっています。
したがって、ヤマト運輸の「転居転送サービス」に登録されていても、やはり「塔」が転送されることはありません。

転居等で発送先が変更になる場合には、決まり次第できるだけ速やかに私・小川まで届け出ていただきますよう、お願いいたします。

写真は、今年の1月に芦屋歌会に参加したあとに飲んだカプチーノです。
みんなカプチーノを注文したのですが、全部異なったラテアートになっていて、なんだかワクワクしました。
特に、このスワンの模様は、これまでにあまり見たことがなかったので、思わず写真に撮ってしまいました。

2月、3月と、また中止になる歌会が相次いで、オンラインのものを除いては歌会になかなか参加できません。
やむを得ないこととは言え、さみしいです。
また歌会で激論を交わし、そのあとのお茶を楽しむ時間が、早くやってきますように…

永田和宏さん出演の「ほんたうに俺でよかつたのか」が再放送されます。
3月10日(木)午後1時~1時50分 BS1にて。

東海道を歩き続ける永田さん、河野裕子さんの青春時代の日記、京都の四季、永田さんの孫たち…と時間が幾重にも重なり、じんわりと染みてくるものがあるドキュメンタリーです。永田淳さん、永田紅さんも出演されています。ぜひご覧ください。

写真は冬の京都。出雲路橋の北から望む大文字山です。(番組とは関係ありません)

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