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アーカイブ "2014年10月"

秋晴れの一日。
13:30から京都女子大学にて、第3回河野裕子短歌賞の記念フォーラムが開催された。
京阪七条駅から歩いて約15分。上り坂が続くので思ったよりも遠い。
第1部は河野裕子短歌賞の表彰式。
「家族の歌」「恋の歌・愛の歌」「青春の歌」の3部門に約9500首の応募があったとのこと。各部門の最高賞(河野裕子賞)は次の通り。
みてゐてとわれがたのめばうなづきてだきつくやうに荷物まもれり             足立訓子 (家族の歌)
捨てようとすれば途端に調子よく火のつくライター君にそっくり
              王生令子
 (恋の歌・愛の歌)
ほんとうの夢は誰にも言いません正しいだけの空の青にも
              佐々木遥
 (青春の歌)
第2部はアメリア・フィールデンさんの講演「英語になった河野裕子」。河野さんの歌集の翻訳を出版されているアメリアさんが、その魅力や苦心について語られた。オノマトペをどのように翻訳したかなど、具体例を挙げて一つ一つ話をされ、非常に面白かった。
第3部は選考委員の池田理代子、東直子、永田和宏の3名によるトークショー。入選歌のうち会場に来られている方の作品約20首を取り上げて批評していく。3名の掛け合いも楽しく、あっと言う間に時間が過ぎた。
最後に淳さんと紅さんの挨拶があり、16:30終了。

秋晴れの気持ち良い一日。
13:00から事務所にて京都平日歌会。
参加者17名。
12:00過ぎから続々と人がやって来て、12:45頃にはほぼ全員が揃う。皆さんの集まりが良いのは、遅く来ると机のない椅子に座ることになってしまうからのようだ。
「うなぎパイ」「みすず飴」「りんごの初恋」などのお菓子の差し入れをいただきながら、いつも通り一首一首みんなで議論していく。
定刻をややオーバーして16:15に終了。
初めての方も、どうぞお気軽にご参加下さい。

秋晴れの一日。
13:00より永田家にて、11月号の再校と12月号の割付作業を行う。
車で永田家の近くまで来たところ、永田さんの車とすれ違い、挨拶をする。今日はこれから大学へ行く用事があるとのこと。
というわけで、永田さんは不在。
参加者は16名。
11月号(全国大会報告)、12月号(年間回顧)ともに分量が多く、今日は黙々と作業する。
途中で美味しいカレーライスをいただいたりしながら、定刻を過ぎた17:20に終了。皆さん、お疲れさまでした。

◎永田和宏著 『現代秀歌』(10月21日発売予定)
  『近代秀歌』の続篇。840円。 
  https://www.iwanami.co.jp/cgi-bin/isearch?head=y&isbn=ISBN4-00-431507 
◎河野裕子著 『どこでもないところで』(10月25日発売予定)
  河野裕子エッセイコレクション第3巻。1850円。 
  http://www.chuko.co.jp/tanko/2014/10/004638.html

「現代短歌」11月号の新刊紹介欄で、平林静代さんが『塔事典』についてお書き下さっています。書評として取り上げていただいたのは初めてかもしれません。 
 
事典らしからぬ全国大会の記録や支部歌会後の二次会の楽しげな記述などさまざまな情報が網羅され、読み物としても楽しい。 
 
また、「コスモス」11月号の「展望」でも、鈴木竹志さんが『塔事典』について触れて下さっています。 
 
一番驚いたのは、歌会の後、参加者が集う喫茶店も項目となっていることである。入会の浅い会員達にとっては、バイブルとなるにちがいない。 
 
平林さん、鈴木さん、ありがとうございました。
なお、現在「『塔事典』を読んで」の原稿を募集中です。詳細は「塔」10月号130ページの広告をご覧ください。多数のご応募をお待ちしております。

「塔」10月号には、いくつか大事なお知らせが載っています。
  
・塔の新体制について P26〜27  
・新選者紹介 P28〜29  
・会費振込月の統一のお知らせ 「塔のひろば」P6
  
いずれも来年からの新体制に関わるものですので、皆さんよくお読みください。

「塔」10月号は十代・二十代歌人特集を組んでいます。
今回の参加者は31名。 
 
千種創一・積里穂、淡深波、宮崎可奈子、真田菜摘、阿波野巧也、
大坂瑞貴、駒井早貴、花麒麟陰朗、北野中子、島田瞳、鈴木寛子、
浅野大輝、江下夏海、篠野京、川上まなみ、濱松哲朗、中山俊一、
中山靖子、吉澤和人、村川真菜、西村那由、廣野翔一、大森静佳、
永田櫂、永田玲、上本彩加、藪内亮輔、鳥居、吉田恭大、森颯子 
  
写真+作品7首+エッセイが載っています。
どうぞお読みください。

古い「塔」をパラパラと読んでいたら、高安さんの編集後記が目に付いた。
□最近は京都歌会に若い人たちの顔が見えない。外部からは塔の会は若い人が多くてよろしいねと言われるが、はたしてどれだけ実質がともなっているのだろうか。誌上に作品も発表し、歌会でも古くからの人々と意見を交わしてこそ意味があるのではなかろうか。心さびしいことである。  (高安)
先日の京都旧月歌会の後で、「最近若い人が来ないね」という話をしたところだったのだが、こうして見ると、30年以上前にも同じようなことを言っているわけだ。

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