『たとへば君』文庫化(松村)
2011年に文藝春秋から刊行された河野裕子・永田和宏著 『たとへば君 四十年の恋歌』 が文庫になります。年明けの1月4日に、文春文庫から発売の予定。
http://books.bunshun.jp/ud/book/num/9784167900175
まだお読みでない方は、この機会にどうぞ。
2011年に文藝春秋から刊行された河野裕子・永田和宏著 『たとへば君 四十年の恋歌』 が文庫になります。年明けの1月4日に、文春文庫から発売の予定。
http://books.bunshun.jp/ud/book/num/9784167900175
まだお読みでない方は、この機会にどうぞ。
26日(木)10:00から事務所にて、『塔事典』の校正作業。
参加者8名。
4か月にわたった初校も、これで最終回。
事典の付録部分や追加の原稿などをチェックしていく。
昼食を挟んで15:00過ぎに終了。
外に出ると雨が降り出していた。
その足で近くの創栄図書印刷に寄り、ゲラを手渡す。
さらに、年末年始の日程の打合せなどを行う。印刷所にはいつもいろいろと無理を聞いていただいて、恐縮することばかり。
これで、今年の「塔」関係の作業はすべて終わり。
大晦日は、日付が変る瞬間まで、パソコンの前で60周年記念評論賞の応募をお待ちしています。
寒くて冷たい雨の降る一日。
13:30から事務所にて、60周年記念号に載せる座談会を行う。
参加者6名。
「塔」が現在の編集体制になった2005年から今までに起きた出来事を振り返りつつ、現状の問題点と今後の課題について語り合うといった内容。最初はどうなるかなと思ったが、だんだんと話が弾んできて、あっという間に時間が過ぎていった。
♪あんなこと、こんなこと、あったでしょう。
という感じで懐かしく、楽しいことも大変なことも色々とあった9年間だったとあらためて思った。
16:30に無事終了。
寒さが厳しくなってまいりました。
それでもまだ秋の残りのコスモスが咲いています。
ところで息子の通う大学の映画編集の授業で短歌について講義があったそうです。
映画編集は短歌の作り方に似ているというところから始まり、
先生のプリントをみると寺山修司からはじまり、塚本邦雄、小池光、俵万智、穂村弘などの現代短歌が引用されていました。
息子が特に好きだったのは
3番線快速電車が通過します理解できない人は下がって 中沢系
さみだれにみだるるみどり原子力発電所は首都の中心に置け 塚本邦雄
でした。
息子が授業で三首作った作品はどれも麻雀を詠んだもので、なかなか難しかったようです。
私も息子の年齢ぐらいに大学の特別講義で初めて塚本と俵さんの現代短歌を読んだのでなにか不思議な気持ちになりました。まあ、彼は短歌をつくるつもりはないようですが。。。
「塔」60周年記念評論賞を現在、募集中(12月31日締切)です。
応募要項の原稿宛先には松村の住所しか書いてありませんが、
メールでの応募も受け付けております。
メールが使える方は、郵送ではなく、原稿をメールに添付して
送って下さい。ワードでも一太郎でも構いません。
よろしくお願いします。
こんばんは。毎日寒いですね。
きょう、夜に帰宅したら、ポストに分厚い封筒が入っていました。封筒には「小さな朝顔の種希望」と書いてあって、ああ、そうだった、と思い出しました。「塔」12月号の編集後記に「水色の小さな朝顔の好きな方はお分けします」と書いたのでした。
種を入れるビンか箱が入っているのかなと思って封筒を開けると、手作りのけしごむはんこが入っていました。会社でも「はんこ女王」と呼ばれるほどのはんこ好きなので、喜びに浸っています。
朝顔の種はおばあさんの庭に撒くそうです。先週の初校作業のときに溝川さんからかりがね草の種をいただきました。つぎの夏や秋に咲く花を思いながらときどき種を眺めています。小さいもののやりとりで、温かい気持ちになりました。
「塔」1月号の初校の取りまとめ作業中。
1月号は永田さんの年頭所感が載る以外は普通の誌面。
それでも新年ということで、作品連載、短歌時評、誌面時評、選歌欄評などの書き手が全部交代して、新鮮な印象となっている。
本文200ページ+塔のひろば8ページ。
昨日は全国6か所から届くはずの初校ゲラが、手違いにより1か所届かず、その対応に追われた。今日の午前中には届くようなので、夕方の発送には何とか間に合いそう。毎月、初校まとめをする週末は慌ただしい。