『昭和短歌の精神史』(松村)
三枝昂之さんの『昭和短歌の精神史』が角川ソフィア文庫から出ました。もともと2005年に本阿弥書店から出た本が、今回文庫となったものです。
非常に読み応えのある本ですので、皆さんにお薦めします。
特に短歌史や評論に興味のある方はぜひお読みください。
定価1300円ですが、元の単行本の3800円に比べると随分お買い得になっています。
編集室雁信(松村)
「短歌人」4月号の編集室雁信(編集後記)を読んでいると、会員の方へ向けた注意事項が目に付く。
「担当分の初校の校正を終えてひとこと。人名、引用歌は特に正確に記してほしい。送付前にもう一度確認を。」(宇田川)
「いったん歌稿を送ってから、訂正を求めてくる方がいる。自作に対するこだわりと推敲意欲には敬意を払うが、どうかこれは勘弁願いたい。(…)」(小池)
「(…)原稿の右上をホチキスか糊で必ずとめて下さるようお願いいたします。作品のアタマに番号や記号をつけるのも不要です。(…)」(藤原)
どれもこれも思い当たることばかり。「塔」でも全く同じ状況である。
「私ひとりくらい・・・」と考える方が多いのだが、塔の会員数は1050名以上、詠草を出している方だけでも800名。「私ひとりくらい」が積み重なると膨大な手間になる。
「引用歌の間違い」「旧かなの間違い」「詠草の訂正」「詠草の削除」「タイトルや氏名の欠落」「原稿の書式不備」など、会員の方一人一人が気を付けて下さると、大幅に手間が省けます。ご協力よろしくお願いします。
近刊案内(松村)
4月に白水社から河野さんの『うたの歳時記』という本が出ます。
「NHK短歌」の連載をまとめたもののようです。
詳しくは→白水社のHP
250ページ、2310円。4月16日発売予定。
僕は、そして僕たちは(江戸)
先日の再校・割付け作業のときにきいた
山下洋さんイチオシの本を読んだ。
『僕は、そして僕たちはどう生きるか』梨木香歩さん。
読んだ本をひとに言うのはあまり趣味ではないのだが、
おすすめされたこともあり、あえて言いたい。
読んでよかった。
山下洋さん、ありがとうございました♪
さっそくうちの中学生にすすめてみたけれど、
「親にすすめられた本は読みたくない」とのこと。
絵に描いたような反抗期でございます。
河野裕子短歌賞(松村)
3月号の編集後記に永田さんも書いていますが、河野裕子短歌賞が創設されました。「家族の歌」「恋の歌・愛の歌」、中高生対象の「青春の歌」の3部門で募集があります。
選者は俵万智さん、阿木燿子さん、永田さん。
詳しくは→コチラ をご覧ください。
高安勝ち越し(松村)
「塔」の中でひそかにファンが増えている大相撲の力士、高安。
本日、めでたく勝ち越しました。
9日目までで7勝2敗と勝ち越しに王手をかけながら、その後3連敗。
大丈夫かと心配していましたが、無事に勝ち越しを決めました。
これで8勝5敗。
残り2番もがんばってほしいと思います。
現在、前頭7枚目。
来場所は再び幕内上位まであがってきそうです。
京都平日歌会(松村)
今日の10:00〜13:00は事務所の開所日。
朝から事務所へ行く。
3月に入って事務所の寒さもマシになってきたようだ。
来冬には、ガスファンヒーターを購入したいと思う。
12:00頃に来所者1名。
資料を探してコピーを取るお手伝いをする。
13:00からは同じ場所で京都平日歌会。
詠草15首、参加者13名。
新しい人の参加もあり、賑やかな歌会だった。
16:00終了。
その後、「BRUNBRUN」というケーキ屋へ。
何度か入ったことのあるお店だが、「ブルンブルン」ではなく
「ブランブリュン」と言うのだと、初めて知った。
17:30頃に解散。
塔の事務所(松村)
今日はお昼から塔の事務所へ。
13:00〜会議あり。参加者8名。
部屋が寒いかと思って心配したが、何とか大丈夫だった。
予定の17:00をオーバーして17:30に終了。
近くにある炭火焼京野菜「ツキトカゲ」(月蜥蜴)で夕食をとる。
町家を改装したオシャレなお店で繁盛している様子。
ランチもやっているようなので、今度はお昼に来てみたい。
20:00解散。