ブログ

アーカイブ "2017年06月"

IMG_0065
6月24日(土)・25日(日)と札幌で第1回北海道集会が開催されました。

「塔」には東北から九州までたくさんの歌会がありますが、北海道にはこれまで歌会がありませんでした。その理由の1つには、北海道がとても広く、北海道各地に離れて住む会員が例えば札幌など一箇所に集まるのが簡単ではない、ということもありました。以前からぜひ北海道でも歌会を!という声はあったのですが、去年から今年にかけて一気に気運が高まり、北海道の皆さんと京都の松村正直さん、永田淳さんたちとの間で綿密な企画&準備のやりとりがあって、このたび実現しました。

IMG_0064
24日は13時より札幌北18条の「ノースエイム」にて歌会。参加者は北海道の会員が16名、道外(関西や東京など)から9名で合計25名。特に北海道のかたはお互いにほとんどはじめて顔を合わせたということだったのですが、この歌会は次から次に活発に意見が出てとても盛り上がりました。短歌をやっている者同士の親近感、信頼感というものをこういうときに強く感じます。楽しすぎて、歌会風景の写真は撮り忘れました……
17時からは近くの居酒屋に場所を移して懇親会。店主さんにお願いして特別に作っていただいたという北海道堪能コース(?)を味わい尽くしました。

翌日は朝9時半に千歳駅に集合して、有志による観光。天気はあいにくの雨模様。参加者は7名。北海道を訪れるのが生まれてはじめてだった私は、この観光をずっと楽しみにしていました。

午前中は霧の支笏湖へ。湖畔を散策した後、全員で遊覧船に乗りました。この遊覧船は水中窓がついていて、船内に降りるとその窓から支笏湖の水中や湖底の様子が見られます。ヒメマスなどの魚、また「柱状節理」と呼ばれる岩が柱状になったものがたくさん見えて面白い。ランチの後、車を出してくださった水越和恵さんのご主人のご案内で「社台ファーム」見学。私はまったく詳しくなくて「社台ファーム」と聞いてもぴんとこないのですが、有名な競走馬の牧場だそうです。ダイワスカーレットなど有名な(たぶん)馬を直接見たり触れたりできて、これもまた迫力たっぷり。こんな巨大な馬がいるのかと思うような、ものすごい筋肉と毛並みの存在感です。

北海道を楽しみ、歌会や歌の話を楽しんで充実の2日間でした。運営に関わってくださった北海道の皆さん、本当にありがとうございました。塔ではこれを機に北海道における定期的な集会(歌会)を目指しています。今回不参加だったかたもよろしければぜひ今後の北海道集会にご参加ください。

第1回北海道集会の詳細なレポートは「方舟」や歌会記に掲載予定。そちらもお読みいただければと思います。

「角川短歌」7月号の歌壇時評で、山田航さんが「塔」3・4月号に掲載された平井弘インタビュー「恥ずかしさの文体」について触れています。

近年は口語短歌の先駆者としての評価を確立した感のある平井弘であるが、私が短歌を読み始めたゼロ年代半ばの時点ではまだ「知る人ぞ知る歌人」くらいの扱いで、評論などもほとんど出ていなかった。(・・・)その生い立ちなどはまだまだ詳らかになっていなかったが、「塔」のインタビューはヴェールに包まれていた半生からまず語られている点で貴重な記録だ。

「角川短歌」7月号には、その平井弘さんの作品「おまへが鴉だつたときに」31首も掲載されています。

まだいいからおまへが鴉だつたときにみたことを話してごらん
あとでふる雨を消すぶんだけここをとほつたことを覚えておかう

            *

6月19日の北海道新聞夕刊の短歌時評では、光森裕樹さんが「塔」の連載「育メン通信」を取り上げています。

西之原一貴による、育児に関するエッセイに一首を添えた連載「育メン通信」(結社誌『塔』掲載)を毎月楽しみにしている。

(・・・)その一文に、「育メン通信」の何が私を惹きつけるのかに気付かされた。それは、西之原が「イクメン」という言葉が流行する時代の中で大いに迷いながらも、自分の価値観を土台として、家族三人での生活に喜びを見いだしてゆく姿勢だ。

以上、ご紹介まで。

1週間ほど前、ご近所の方から、それはそれは立派なにんにくを、それもかなりの量いただきました。
こんな感じです。

写真 2017-06-24 17 50 19

こんな大きくて泥付きのにんにくは、初めて見ました。
スーパーなどでは、まずお目にかかれませんから。

私はかなりのにんにく好きで(笑)、ガーリック味のパスタや丸焼きも大好きです。
取り急ぎ、ガーリック味のほうれん草のパスタは作ってみました(^_^)v
とは言え、さすがに一遍にはとても使い切れません。
そこで、前から興味のあった味噌漬けと醤油漬けを作ってみることにしました。
まずは、外皮をとりました。
写真 2017-06-24 17 50 35
中身も相当立派です。

そして、薄皮も剥ぎます。
写真 2017-06-24 17 50 52

それから、予め煮沸消毒しておいた瓶に、味噌や醤油と一緒に漬け込みました。
写真 2017-06-24 17 51 11

一ヶ月くらいで食べられるようになるんでしょうか。
漬けた方の味噌や醤油も、調味料として美味しいらしいので、それも楽しみです。

4月下旬、会員のFさんから朝顔の種をいただきました。
ここ数年、園芸なんてやったことのない私でしたが、久しぶりに挑戦。
5月のゴールデンウィーク明け頃に、植木鉢2つに蒔いてみました。
それから、毎朝話しかけながら水を遣ったり、摘芯をしたり、伸びてきたら支柱を立てて蔓を誘引してあげたり。
なかなか楽しいものです。

そして、先週、早くも花が咲きました!
植えてから1ヶ月ちょっとで咲いたので、こちらもびっくり(⑅ ॣ•͈૦•͈ ॣ)꒳ᵒ꒳ᵎᵎᵎ

その後も、順調に咲き続けています。

IMG_5152

IMG_5153

これは今朝の様子。
小ぶりの朝顔ですが、なかなかきれいに咲いているでしょ?

朝顔を育てるなんて、おそらくは小学校1年生のとき以来だと思うのですが、そう思うと思い出すことがあります。
絵日記です。
当時、私は親から言われて、毎日絵日記を書いていたのですが、学校に行っているときはともかく、夏休みは、そうそう毎日書くことがあるわけもありません。
それで、書くネタに困ると、いつも「きょうは、あさがおが、○つさきました。」とごまかしていました。

証拠品

IMG_5154

絵も字も、絶望的に汚いですが(泣)、それでも小学校に入って4ヶ月足らずの子が一生懸命書いたと思うと、ちょっとかわいくないですか(笑)

この日の日記には、余談がありまして、実はこの前日の日記には
「あしたは、おとうさんとさっちゃん(注:妹)と、あおきこうえんのプールにいきます。とってもたのしみです。」
とあります。
なのに、何故そのプールのことが出てこないのか。
それは、この当日、私は高熱を出して寝込むはめになってしまったからなのです。
もちろんプールには行けませんでした。

そのことがとても悔しくて、当時の私は「プールにいけなかった」ことを日記に書くのがどうしても嫌で、それをごまかすのに、朝顔のことを書いたのです。
まさに「困ったときの朝顔頼み」。
でも、このときの悔しくて情けない気持ちは、何故か今でも鮮明に覚えています。
どうしてこんなどうでもいいことを覚えているのか、自分のことながら、ちょっと不思議です。

近畿地方は2週間ほど前(6月7日)に梅雨入りが発表されました。
確かに、その日は結構な雨降り。
しかし、それ以降本日に至るまで、大阪では一滴も雨が降っていません!
外出するときには、お天気なのは助かるのですが、こうも雨が降らないと、水不足などが心配になってきます…。

さて、梅雨と言えば 青梅 です。
昔はよく、この季節になると梅酒を漬けていました。
焼酎(ホワイトリカー)が定番でしたが、プランデーで漬けたことも。
自分で作った梅酒は、本当に美味しかった ~(=^・・^)ノ>゚)##)彡
特にロックで飲むのが好きでしたが、寒くなったらお湯割りで飲むのもおつでした。

しかし近年は家でお酒を飲む機会も、とんと減ってしまい…。
そこで、今年はこれを漬けてみました。
2017.06.19 梅はちみつサワー

梅はちみつサワー です。
(余談ですが「うめはちみつさわー」と入力したら「梅は緻密サワー」と変換された!)
元々お酢を飲むのも好きなので、挑戦してみました。
青梅+はちみつ+お酢を一緒に漬けるだけですが、果たしてどんなお味に仕上がるか。
7月下旬ころには飲めるようになると思うので、今から楽しみです。

…と、ここまで書いたら、気象庁が梅雨入りの時期を見直すかも、というニュースが。
うーん、そうですよね。

DSC09250

金沢の暗がり坂を下りて、浅野川に出たところで、
ばったり出会ったのです、大きな芋虫に!
長さは七、八センチほどもあり、あまりに美しく、
つい立ち止まって、カメラに収めました。
アゲハの幼虫でしょうか。どんな蝶に変身するのでしょう。
美しい芋虫が、美しい蝶になるとは限らないらしいですが・・。

 うちがはにこもるいのちの水の色の青条揚羽(あをすぢあげは)
 みづにひららく          尾崎まゆみ『明媚な闇』

DSC09445

今日は和菓子の日、なんだそうである。
先・先回の川越の続編みたいになってしまうけれど、川越は
お菓子の街としても知られていて、私がここに出かけたのは、
(実は多摩地区に住んでいる私にとって、川越はかなり遠い町)
お菓子について調べるため、でした。いろいろ購入してもきました。
が、圧倒的にサツマイモ素材のものが多いんです。
かつて、畑作地帯だったことの反映でしょう。

 子らがためスヰトポテト買ひ持ちてしばし銀座を歩きつつ居り
                   斎藤茂吉『寒雲』

DSC03078

見た途端、うなされそうなこのド迫力の物体は、南日本からインドネシアに分布す
る毒をもつ海蛇。そして沖縄の伝統的な高級食材でもある。元は茶色の濃淡の縞が
ある。燻製によって、ご覧のような黒檀状の皮膚に。滋養に富み、コレステロール
降下作用、血栓防止作用なども期待され、強壮、疲労回復効果もあるのだとか。
(いえいえ、私など、とてもまだ、味わったことはありませぬ)。池澤夏樹氏が
『神々の食』のなかで、その味を紹介されています。

おもな産地は久高島。ノロと呼ばれる女性神官が支配していた島で、イラブー
の捕獲権もノロが占めていたらしい。住人にもほぼ女性で、男性は、
老齢者と遠洋での荒仕事に耐えられない、病弱な青年だけだったのだとか。
ひとつの食材が語る、島の複雑な歴史・・・。

  久高なる 島の青年(ヲグナ)の言ひしこと さびしき時は、思ほえにけり
                       釈 迢空 『海やまのあひだ』

DSC09437

日本で一番印象の薄い県として常時一、二位を争うのが栃木、群馬、
らしい。首都圏に住んでいると、実は埼玉の方が存在感が希薄かも。
でも、もちろん、面白いところはたくさんあって、例えば川越。
古くは、鎌倉と上州を結ぶ、交通の要地。古い町並みが今に残る。
写真はその一部です。有名なのは、町の中心部にある、
「時の鐘」と呼ばれる建物なのですが・・・。

 川越の街のゆくてに時の鐘黒くそばだつをあやしまなくに
                    佐藤佐太郎『地表』

私が訪れたときは改装中で、撮影できませんでした、残念。
ところで、「塔」には埼玉の歌会が二つもある。存在感、濃いですよね。

DSC00749

主食が米とパンとに分かれるのは、大雑把に見て、
インドのデカン高原あたりから、らしい。東が米、西がパン。
パンの生まれ故郷である中東では、やはり圧倒的に美味だが。

種類も豊富に、かつスタイリッシュに発展したのは、欧州において、
でしょう。パンに限らないことかもしれませんが。
写真は、中欧の、とある街角のパン屋さんのショーウインドウ。
パンはこんな芸術的な素材でもあるんだなあ、とちょっと感動。
ご飯は、美味しいけれど、形象化は、難しいですよね。

  一日の中なる世紀よパンかごに黄金(こがね)なす穂のエジプトあふれ
                           井辻朱美『地球追放』

ページトップへ