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アーカイブ "2026年03月"

塔事務所では編集会議、歌会、読書会
また月1回の開所日などを行っています。
その後欠かせないのがお掃除。
現在、寄付された掃除機を使っていますが
どうも調子が思わしくなく・・・。

3月は引っ越しのシーズンですね。
不要になった掃除機はございませんでしょうか。
寄付していただけると誠にありがたいです。
(あくまで不要品の話です。)

希望はコードレスのスティックタイプです。
事務所を使った人が気軽に掃除しやすいことと、
小型の物でないと置けないというのもあります。

こんなのあるよ!というメールお待ちしています。
ezs01212☆nifty.ne.jp
(☆を@に変えて下さい。)
川本まで。
どうぞよろしくお願いします。

覚えてもらう必要があることを短歌形式にすることがある。古くは「釈教歌」とか「神祇」の類。
近代以降でも宗教指導者が夥しい短歌をつくっていたりすることもある。
あるいはまた志述。幕末の志士であったり、左派的な社会運動の中で詠まれる歌とか。

もうすこし実用的な場面で、標語の類は、だいたい575形式とか短めのものが求められるが、内容が込み入ってくると、短歌形式が選択される場面がある。

最近読んでちょっと面白かったのが近世の本草学における「食物本草要歌」というもの。畑有紀氏の論文「和歌形式の食物本草書の変遷――『永代重宝記宝蔵』所収「食物本草要歌」翻刻と解題――」(食文化研究 No.17, 2021)に翻刻がまとめてあって、それを読む。

にんじんはあさ夕しよくし益ぞある五さうおぎなふものとしるべし

かな書きが多く、仮名遣いも明治以降の標準的な書き方でないが、畑氏の注記も参考に改めれば「人参は朝夕食し益ぞある五臓補ふものと知るべし」。人参に栄養があることは当然だが、朝夕食うというほどによいものなのか。
写真は冷蔵庫にあったもの。いまの時期、鹿児島からの入荷が多いらしい。

覆盆子(いちご)平あまくどくなしひいによし女しよくしてくはひにんとなる

「苺平甘く毒なし脾胃によし女食して懐妊となる」ということだが、まず、イチゴが普通に手に入るものであったのか、というあたり。「平」は、とりわけ毒でも薬でもないという意味らしいが「脾胃によし」というものなのか。「懐妊」はいささかおどろく。

蒜(にんにく)をひさしくこのみしよくするなはいかんやふれたんをしやうずる

「蒜を久しく好み食するな肺肝破れ痰を生うずる」。食べすぎはよくないと思うが、胃腸ではなく「肺肝」に影響があると言っている。

鮭こそは身をあたゝめてきりよくますおほくくいてはしゆもつ生(しやう)ずる

「鮭こそは身を温めて気力増す多く食いては腫物生ずる」。食べすぎはよくないと言っている。当時の鮭はどうしていたのだろう。輸送や保存を考えれば塩蔵ものになるだろうから、あるいは塩分のとりすぎか。

現代の感覚からすると、何の関係があるのか?と思うものがあったりするが、当時の食生活なども垣間見られるあたりは面白い。
錬金術と近代の化学・物理学、本草学と近代の植物学や医学のつながりというのは、おりおり振り返ってみると、人間の思い込みみたいなものが対象化されたりする。当時のもうすこし専門的な書物にはどう書かれていたおんか……というようなところに踏み込むと、なかなか奥は深そうだ。検索をしてゆくと、そういうことを研究している人もいらっしゃるだろう。

岡部史です、こんにちは。
先回、マリンライナーで高松入りしたところまで書きました。
今回はその続きです。高松を訪れるのは七、八年ぶりの二度目。

駅前が、ガラリ、と変わっていて驚きました。素晴らしい駅ビルができていて。
変わっていないのは、うどん人気ですね!

 

駅前のうどん屋さん、お昼が近づくにつれ、列が長くなっていきます。
私も実は、このあと列の後ろに並びました。どんなに長くても、
待たされる時間はそれほど長くないのです。うどん屋さんの手際よさは
圧倒的で、次々にうどんを温め、具を載せていって・・・。

お客の方も心得ていて、長居する人は少ないですね。
私はここで二度、昼食を摂りました。二度目では少し目先の異なる
うどんを注文しようとしたら「それは汁が少ないタイプ。いいですか?」と
確認され、慌てて変更することに。好みを見破られていた? それとも・・・。

 洗礼名イグナチウスの髭の濃さ讃岐うどんを食いおり今日も
               秋場葉子「塔 2003年3月号」

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