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相原かろです。自販機の話題に便乗します。
「出し汁の自販機」、
以前のブログで岡部史さん、小川和恵さんが採り上げていましたね。
岡部さん記事参照〕〔小川さん記事参照
実は、私の住む地域にもありまして、お二人の記事を楽しく拝見していました。

私が存在に気づいたのは5年くらい前でしょうか。
ちょうど感染症ドタバタの頃だったような。
初めて見たときは私も「!」となりました。
2種類だけの液体がズラーッとならんでいる絵面が目を引きました。

外出や外食が制限されているから販売してるのかなぁ、と思っていたのですがどうやらそうでもなさそう。
当時、短歌にしてみたのですがイマイチだったのでどこにも出さずお蔵入り。
私も買ったことはないです。

さて、
岡部さんの最近の記事に珍しい自販機の紹介がありましたので、
私もひとつ。
今月の「塔」にこんな自販機を見つけました。

自販機が吐き出すやうに唐突に短かき今年の秋始まれり
  辻井昌彦 (塔 2025年2月号P17)
  ※お名前、正しくは一点シンニョウの「辻」です。

もちろん比喩ですが、本当に秋を売っている機械を想像してしまいました。
下のほうの取り出し口から秋風がふぅーっと吹き出してくるような。
昨年の秋の唐突さ、短さをまざまざと思い出します。
ひと秋(?)おいくらなんでしょう。

忘年会プレゼント

唐突に載せた写真は、自販機とはまったく関係なく、
昨年の東京歌会忘年会でもらった唐辛子、
ではなくサンタクロースの「何か」です。

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