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アーカイブ "2024年12月"

気がつけば、今年もあと残り僅か。
先週は、京都合同忘年歌会&忘年会があり、私も参加してきました。
歌会参加は約50名!
忘年歌会にこの人数が集まったのは、久しぶりの気がします。
選者も6名参加されて、なかなか豪華な歌会でした。
なにより、初めましての方、お久しぶりですの方にお会いできて、いろいろお話できたのがうれしかったです。

さて、「年の瀬」や「忘年歌会」とは何の関係もないのですが(苦笑)
最近私が「つい買ってしまうもの」の一つが、インド刺繍リボンです。

この「インド刺繍リボン」は、最近の手芸界での流行の一つで、少し大きめの手芸店に行くと、色・柄・大きさもさまざまなリボンがかなりの数並んでいます。
とてもきれいなものばかりなので、私なんかはそれを眺めているだけでワクワクして、どれもほしくなってしまいます。
「今日は3本だけ買う!」と決めていても、さてどれを買うのか、ものすごく迷うんですよ、これが。
上記は、そうして散々迷った挙げ句選んで買った、我が家にお越しになったリボンたちです。

買うときは、使途を特に決めずに買うことがほとんどなので、家で眺めながら何を作るか考えます。
で、最近作ったのが、これらです。

上のポーチはすぐお分かりになるかと思いますが、下の3つ並んでいるのは、携帯用ゴミ袋のケースです。
このゴミ袋自体は百均で3個100円などで売っているもので(右下に写っているロール状のものがそれ)、これを入れて、下に開けてある穴から引き出して使います。
ゴミ袋って、鞄の隅に入れておいたら便利だと分かっていても、何かいつの間にかくしゃくしゃになってしまい、いざ使おうとしたら目も当てられない状態になっていた、なんてこともしばしばです(少なくとも私は)。
それで、あちこちを参照しながら、こんなものを作ってみたというわけです。
ただの無地の生地に縫い付けただけですが、結構いい感じになった! と一人喜んでおります。

年末年始、また何か作ってみようかな…

第8回社員総会&シンポジウムのお知らせ

□ 日 時 2025年1月12日(日)  13:00~16:30
□ 場 所 オフィス東京
東京都中央区京橋1丁目6-8  T3会議室
( 東京駅八重洲口より徒歩約7分 )
□ 資料代   500円

□ 13時から14時    「一般社団法人塔短歌会」社員総会 (社員のみ)

□ 14時から16時30分  シンポジウム (どなたでも参加できます)

□ 講 演  「青春のアララギ―昭和短歌の確立 戦後最盛期の選者たち 」
        雁部貞夫先生(「新アララギ」代表・選者)

□ 鼎 談  「2024年の歌集を読む」

■梶原さい子 取り上げる歌集
西村美智子 『瞬の間に』       青磁社
門脇篤史  『自傾』         現代短歌社
古志香   『Banksia バンクシア』 本阿弥書店

■宮地しもん 取り上げる歌集
金田光世 『遠浅の空』        青磁社
小田桐夕 『ドッグイヤー』      六花書林
渡辺松男 『時間の神の蝸牛』     書肆侃侃房

■松本志李 取り上げる歌集
椛沢知世 『あおむけの踊り場であおむけ』 書肆侃侃房
小俵鱚太 『レテ/移動祝祭日』    書肆侃侃房
久永草太 『命の部首』        本阿弥書店

第8回社員総会 広告

「塔」を発行するには、割付という作業が必要になります。
大雑把に言って、どの記事を何ページから何ページに載せるのか、を決めていく作業です。
「塔」でもっとも大事なページの一つは、言う間でもなく選歌欄ですが(みなさんの詠草が載る欄ですね)、ここの割付のためには、その前提作業として、各選歌欄ごとに行数をひたすら数えて、その行数からページ数を割り出す作業が必要になります。

というわけで、割付作業の前半では、この「行数を数える→ページ数を割り出す」を数人の編集委員が黙々と行っております。
みなさまの詠草が選歌欄ごとに束になっているのを手に取り、1枚1枚めくりながら、延々と足し算を繰り返します。
(余談ですが、この作業時、私には指サックが必需品です!)

ところが、このときに、詠草用紙の大きさが揃っていないとひどく数えづらく、また数え終わった後に揃えづらいのです。

 詠草用紙は毎月の『塔』に綴じ込まれたものを使ってください
 HPからダウンロードしたものをA4用紙にプリントアウトして用いてもよいですが、必ず下のキリトリ線で切ってください

と口うるさく注意喚起しているのは、このためです。
選者の方からも「詠草用紙の大きさが揃っていないと、やりづらい」と聞いたことがあります。

前置きが長くなりましたが、ここからが本題です。
先月割付作業を行っていたところ、明らかに規定の詠草用紙より小さい(短い)ものがありました。
それも、同じ選歌欄の中に2枚も。
よく見ると、HPのトップの「詠草用紙」のところからダウンロードしたものをプリントアウトしたとおぼしきものです。
でも、A4用紙に印刷して「キリトリ線」で切ったら、規定の詠草用紙と同じ大きさになるはずなのに、なぜ?
(ちなみに、2枚ともきちんとカットはなされていました。)

しばし考えて、ハッと気づきました。
おそらく100%の大きさでプリントアウトされず、少し縮小されてしまっていたのです!
そこで、私が自宅で検証してみたところ、プリントアウトの際に「実際のサイズ」や「(倍率を)規定」などにしないと、本来の大きさより小さく印刷されてしまうことが分かりました。
おそらくデフォルトが「(サイズを)合わせる」などになっている場合、そのまま印刷してしまうと、上記現象が起こるようです。

左がPDFファイルを「合わせる」で印刷したもの、右が規定の詠草用紙です。
よく見ると、左の方の「キリトリ線」の位置が、規定の用紙の下端よりも5㎜ほど短くなっているのがお分かりでしょうか。
このまま「キリトリ線」で切ってしまうと、上述のように規定より小さくなってしまうわけです。
ささいな違いと思われるかもしれませんが、選歌、割付、印刷会社、校正などの様々な場で、この「大きさが揃っていないこと」が作業効率を悪くしてしまうので、実はとても大切なことなのです。

会員の方の中には、書き損じその他の理由で、お手元に規定の詠草用紙がない場合に、このダウンロードしたPDFファイルを印刷して使っておられる方も多いと思いますが、投函(塔函?)する前に、今一度用紙の大きさに気をつけていただくと、大変ありがたいです。

そして、詠草の締切は毎月20日必着! 絶対に守ってください。
必ず普通郵便で。
そして、普通郵便は思いの外時間がかかることも多いですから、5日は余裕を持って、できれば1週間ほど前には投函(塔函!)するようにお願いします。
ん? 1週間前だと13日? って明日ですよね!
…というわけで、私も明日塔函予定です。
みなさまもお早めに。

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