振込用紙
全国大会の詳細が発表されて、「塔」の巻末にも振込用紙が綴じ込まれました。
注意書きをよくお読みになって、各種手続きの締切に遅れないようにいたしましょう。

書いてあるとおり、振込用紙は会費ではなくて全国大会用。
会費はまた5月とか11月に用紙が挟みこまれます。
ところで、会費のほう。ときどきこの場でもご注意とかお願いとかがあるわけですが、
こんな歌をみつけたので紹介しておきます。
督促をせぬうちは社費を送り来(こ)ぬ年重なれりこやつ歌詠みか/山本友一『花蔵』
短歌結社、団体によっては「社」を使うところもけっこうあります。作者は「地中海」の責任ある立場だったはず。
どうしてもルーズになってしまうという方はいらっしゃるわけですが、そのたびに事務方のみなさんの手を煩わせ、精神的にもなかなかに重荷を増やすことになります。
退会するからもう知らん ではないのですよ。やめるならやめるなりに、連絡をするようにしてください。
さて、山本友一の歌を見つけて嘆息していたら、
きょうはこんな歌に出会いました。
ハイラルの雪野馳けると思ひきや會費請求の端書をわれ書きし/橋本徳壽『赤帝』
「山口幸安戰死」5首中の3首め。少し前に「滿洲事變」の一連があって、「宜戰詔勅つひに下らざる戰に失せし百千のつはものはや」とか、事態への戸惑いなのか、「軍部の暴走」への疑問というのではないかもしれないけれど当時の認識が滲むのが興味深いところ。歌誌「青垣」発行にかかわる印刷工が出征して帰ってこないということも詞書に触れられる。
そしてついに、歌友の戦死という事態に直面することになる。
たまたま会費請求のはがきを出したところだった。
いろんな事情のところに、知らず督促をすることもあるわけですが。
ともかく、みなさんご協力をお願いします。
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