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部屋を片付けていたら、古い切手が大量に出てきました。
永田淳さんが中学生の時ですから、もう何年前でしょう、学校で
古切手を寄付する活動をしているとお聞きし、集めてお送り
したことがありました。よそんちのお子さんはすぐに大きくなり(笑)。
その後も惰性で集めていた切手はそのまま、手元に残ることに。ネットで
調べると、寄付を募っている団体が今もありそちらへ送ることにしました。

こうして眺めていると、9円とか12円とか、半端な値段で、今は
とんと見かけなくなった切手も多く。消費税率に翻弄されてきた
歴史が見えてきますね。今よりもずっと郵便物が多かったので、
使用済み切手もそこそこ溜まり。そして、切手、さらには郵便物への
思い入れも、今よりずっと大きかったように思えます。

  ポストには歩いてゆけぬ封筒を水に浮かべて切手を剥がす
                   岡本幸緒『十月桜』
                

永田淳 にコメントする コメントをキャンセル

  • 永田淳 より:

    えと、35年ほど昔のこととなります(笑)
    他に沼波明美さんとかにも送っていただいた記憶があります。
    その節はありがとうございました。うちの一番下の子が、現在その歳です(笑)

    • 岡部史 より:

      集めて眺めるのも楽しかったので、こちらこそ、です。切手は様々な世界への、小さな窓口だったな、と思います。
      彦根屏風、方寸黄金の切手にて禿(かぶろ)のゐたり遊び女(め)ゐたり 葛原妙子

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