ブログ

岡部史です、こんにちは。

葛原妙子歌集『葡萄木立』のあとがきに

 旧約聖書の民数紀略の或る章に、竿をとほして人、二人で
 荷ふ程のひと房の葡萄の記述があることを聞いた。

とある。それで調べてみると、民数紀略の第13章23節に

 彼らつひにエシコルの谷にいたり其処より一球(ひとふさ)の
 葡萄のなれる枝を砍(き)りとりてこれを杠(さお)に貫き二人して
 これを擔へり   日本聖書協会『旧新約聖書』
 
とある。そのことがずっと心に残っていたので、イスラエルを訪ねた時
それはもう三十以上前になるのだけれど、こんな飾りタイルをみつけ、
購入してきた。

 

見るたびに、この迫力ある葡萄の姿に感動してしまう。
葡萄の歌も秀歌が多いですよね。 

たれか投げし命綱あり きらきらと葡萄実れるそらに光りぬ
                葛原妙子『葡萄木立』
ひとふさの葡萄を食みて子のまなこ午睡ののちのひかりともり来
                花山多佳子『楕円の実』

コメントを残す

ページトップへ