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今朝の朝日新聞(大阪本社版)を見てびっくり。「歌壇・俳壇」の欄に〈「塔」歌人6氏がアララギを検証〉という記事が載っている。
  塔短歌会の歌誌「塔」が“連載 アララギ歌人共同研究”を
  開始した。後期アララギのカリスマ土屋文明と斎藤茂吉の
  高弟佐藤佐太郎の歌業を焦点に、所属6歌人が今月〜12年
  3月まで毎月号でリレー検証する。(以下略)
こんな記事を読むと、あらためて頑張らないといけないなァと思う。記事の中に永田淳さんの「『塔』創刊者の高安国世が籍を置いたアララギは、ぼくらの尾てい骨」という発言が引かれていて、思わず笑った。何だか猿から人間に進化したみたいだ。

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  • りょうだ ゆうこ より:

    朝日新聞をとっているので、しっかりチェックしました。今は短歌を作ることで精一杯ですが、少しずつ勉強もしなくては・・・。共同研究、楽しみにしています。
    ところで、なぜ高安国世は結社名を「塔」にしたんだろう?と最近よく思います。(そんなことも知らないのかと怒られそうですが・・・)

  • Emi より:

    今日は主人に頼んで朝日新聞を持って帰ってもらい、私も見ることにします。
    〜アララギは、ぼくらの尾てい骨〜
    なんだかとても耳に残るフレーズですね。急に自分の尾てい骨が気になりだして「塔」のルーツを思うとき、これからは毎回ムズムズしそう♪
    本当に。どうして「塔」という名付けになったのでしょう。今も、窓からすぐそばにそびえるPLタワーを見ながら書いています。空の一点を指して立つその姿からは、「この指とまれ(一緒にやろう!)」「日々研鑽して積み上げよ」「高みを目指せ」といったイメージが浮かんできましたが。
    どんなに高い塔を積み上げようとしても地盤が緩んでいてはダメですものね。しっかりした地固めをしなさいということでしょうか。そうなると、古典や文学研究の時間もとらねばなりませんね(^^ゞ

  • 永田淳 より:

    「塔」と書いて「あららぎ」とも訓むんですよね。それも一因だったとは聞きました。
    他にもあったように思いますが忘れました。
    創刊時の会員の方がおられるうちに、創刊当時の様子などを聞いておくのも大事なことですね。

  • 中村 より:

    あ〜ぁ残念!
    京都新聞だからどうしょうもないな〜
    本来なら地元の京都新聞が特集するべきなのにね〜

  • 松村正直 より:

    2008年4月号の古賀泰子さんへのインタビューの中に
     創刊の時、みんなでたくさん寄って名前を考えようとしたんです。いろいろな案を出してね。あの時「地上」という名前にしてたんですよ。ところが、先生がよく調べられたら、もう「地上」という歌誌が既にあったわけね。それを知らなかったの。でも、高安先生がそれから考えて、「塔」にしようということになって、みんなから了解を得て「塔」になったんですよ。結局、「塔」というのはね、あれ「アララギ」とも読むわけね。だから、「アララギ」に通じるからというんで「塔」という名前にしたんです。
    という発言がありますね。

  • りょうだ より:

    たくさんのコメント、返答ありがとうございます。Emiさんの解釈は同感です!創設者の思いがきっと結社名にも表れていると思います。 
    自分の心の中にも、しっかりと「塔」をたてていきたいと思っています。

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