三月十日(松村)
こころ結ぼれ確定申告を書きしのみ三月十日たちまちに過ぐ
島田修三 『東洋の秋』
戦前の写真一葉もなき父に三月十日がまた訪れる
藤島秀憲 『二丁目通信』
焼夷弾に追われたりけん大川に父の三月十日の夜空
小高 賢 『本所両国』
戦中を語らぬ父か語れざる父かまた来る三月十日
小高 賢 『長夜集』
今日は東京大空襲があった日。
関西ではあまり話題にならない。
こころ結ぼれ確定申告を書きしのみ三月十日たちまちに過ぐ
島田修三 『東洋の秋』
戦前の写真一葉もなき父に三月十日がまた訪れる
藤島秀憲 『二丁目通信』
焼夷弾に追われたりけん大川に父の三月十日の夜空
小高 賢 『本所両国』
戦中を語らぬ父か語れざる父かまた来る三月十日
小高 賢 『長夜集』
今日は東京大空襲があった日。
関西ではあまり話題にならない。
百六年前の三月十日、日露戦争における奉天会戦において日本軍が勝利しました。よって、以後、この日は「陸軍記念日」となった。
森鴎外の『うた日記』に「明治三十八年三月十一日於奉天」という詞書のついた
寄生木(やどりぎ)に榮(はえ)をゆづりて枯れぬべき老木に似たる國あらばいかに
という歌があります。奉天会戦の勝利が日露戦争の命運を分けたのが、よくわかる歌だと思います。
アメリカ軍が日本の陸軍記念日を狙って東京大空襲をしたという話も聞きますが、これはどうも確証がない俗説のようです。
hazikami にコメントする コメントをキャンセル