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「牙」4月号が届いた。
最初に謹告が載っていて、「石田比呂志の帰郷を契機として、一九七四(昭和四九)年一月、大分県中津市にて再刊された第二次〈牙〉は、遺言により、次回発行予定の追悼号をもって終刊といたします」とある。
2月に石田比呂志さんが亡くなって、「牙」はこれからどうなるのかと心配していたのだが、結社は一代限りというのが石田さんの考えであったのだろう。もう「牙」を読むことができないのだと思うと、とても寂しい。
結社のあり方については、いろいろな考え方がある。一口に結社と言っても歴史的な経緯や規模は様々なので、どの考えが正しいというものでもないだろう。でも、代替わりして長く続く結社がある一方で、このように一代限りで終わる結社もあるということに、何か大事なことを教わったような気がする。
  短歌とは読んでくださるあなたへの灯ともしごろの愛の小包
               石田比呂志(「牙」4月号より)

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