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「Cat People」という映画(1982年封切)を見たのは米国滞在時。
Catとあるので、私は家猫、野良猫の類を思い描いていたのでしたが。
映画に登場するのは、何と何と、黒豹! Catという英語には日本語の
ネコよりずっと強く「ネコ科」の意味が含まれている、と気づきました。
で、来年は寅年ですが、ネコ年でもあるわけですね(強引な導入! 
ちなみに、82年版の「Cat people」はリメイクで、旧作はさらに
おどろしくも素晴らしい快作、怪作でした。後から見たのですが)。

わが家で集めている鶏の置物をここで紹介したことがありますが、
そのテーマがネコだったら、もっと凄いコレクションができたかも、
と思うことが度々あります。ネコ年にちなみ、一つご紹介します。
写真は、中国の知人から頂いた置物。猫の刺繍が美しいでしょう? 
これを裏から見ると

反対向きの猫が現れる・・。具象的な刺繍には、どうしても糸の始末などが
必要になり、裏ができてしまうのは止むを得ないことと思われるのですが。
中国の手仕事の見事さ。特に猫好きさんにはたまらないのでは。

 おかえりと誰も言わないこの部屋でたしかに動いた三角の耳
           大森千里「猫のうたアンソロジー」(塔のフリペ)より

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