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角川短歌ライブラリーの第1弾。
「短歌と和歌はどう違う?」「歌会はなぜ必要?」「どうしたら上達する?」など100項目について、計35名の歌人が答えるという内容。「塔」からも花山、三井、真中、前田、なみの、川本、松村が参加している。
「結社によっては階級が五つも六つもあるが、なぜ必要?」という質問に対して、真中さんが答えているのだが、その中で
「塔」の場合、入会一年までの会員を「若葉集」というところにまとめて掲載している。数が多くなってくると、いきおい知らない会員が増えてくる。新人といっても、すでにキャリアを積んできたベテラン歌人であったりするから「若葉集」は、初心者欄ではなくて、新人の顔見世である。どんな新人が入ったのか注目することになるし、新人のほうも、同期にどんなメンバーがいるか意識する。誰がどんな作品をつくっているのか、互いを知ることの手がかりとして、今のところうまく機能しているようである。
と書いている。若葉集を設けた理由については、これまでいろいろ説明されてきたけれど、この真中さんの文章が一番わかりやすくて良いように思う。

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