教科書の短歌(松村)
息子は毎日夕食後に音読の宿題をやっている。昨日までは「ごんぎつね」を読んでいたが、今日から俳句と短歌になった。小学4年の教科書に載っているのは、こんな作品。
柿くへば鐘が鳴るなり法隆寺 正岡子規
桐一葉日当たりながら落ちにけり 高浜虚子
咳の子のなぞなぞあそびきりもなや 中村汀女
ふるさとの山に向かひて
言ふことなし
ふるさとの山はありがたきかな 石川啄木
金色のちひさき鳥のかたちして銀杏ちるなり夕日の岡に 与謝野晶子
ゆく秋の大和の国の薬師寺の塔の上なる一ひらの雲 佐佐木信綱
教科書でどんな俳句や短歌と出会うかは、けっこう大切なことかもしれない。
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