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昨日は、朝から新幹線を乗り継いで仙台へ。京都から4時間半。

午後2時から仙台市情報産業プラザ(AER)にて梶原さい子第2歌集『あふむけ』を読む会が開かれる。参加者67名(名簿より)。発起人の三井修さん、大和類子さん、佐藤通雅さんの挨拶に続いて、第一部のパネルディスカッションが行われる。
司会は松村正直、パネラー大口玲子(心の花)、加藤隆枝(短歌人)、駒田晶子(心の花)、里見佳保(りとむ)、佐藤陽介(塔)というメンバー。パネラーの方々は東北にお住まいの方ばかり。皆さんの積極的な発言のおかげで、いくつもの切り口が見えてきて、良いディスカッションだったと思う。
  「撚(よる)といふ字が燃えてゐるてのひらが熱いあなたとわたくしの
  てが
  結ばれはしないふたりも触れ合へば残してしまふきらめきがある
  メールでは母はわたしを「あなた」と呼ぶ小さき漁村に眠る老眼鏡
  巫女たちの髪結ひ直す この社(やしろ)を遠く離れて暮らすわたしが
  狸汁。ご免なさいね。温まりたくてしこたま葱(ねぶか)を刻む
  水を飲むやうにくちびる吸はれをりこのひともまた一本の樹だつた
その後、休憩を挟んで第二部の会場発言、花束贈呈、梶原さんの挨拶、花山多佳子さんの挨拶と続き、5時過ぎに終了。道を渡った「天海のろばた」という店で懇親会。さらに二次会へと進み10時過ぎに解散。予約していた4200円のホテルに泊まったが、思ったよりきれいな所だった。

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  • : より:

    先日は福岡、舞鶴、そして今回は仙台・・・スゴイ行動力ですね〜
    仙台行ってみたいな〜

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