ブログ

DSC09889
先月中旬、まだ紅葉には間があったのですが、急に思い立ち、
高尾山に行ってきました。多摩南部にある我が家から一時間弱です。
高校時代の三年間、毎年健歩大会と言うのが開かれていて、
三年の時はこの高尾山だったので、思い出の地でもあります。

でも、高尾山が句碑や歌碑の多い地だということに初めて
気が付きました。高校時代は短歌にもあまり興味なかったし。
今思うと、なんとも危うい時期を過ごしていたなあ、よく
まあ、ごく普通に大人になれたなあ、とちょっと感慨深いです。
写真は北原白秋の碑。かなり風化していて
読みにくかったので、写真ではましてわからないのでは、
と思いますが、

  我が精進(さうじ)こもる高尾は夏雲の下谷うづみ波となづさふ
                       北原白秋『橡』
という作品です。

  

コメントを残す

ページトップへ