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普段は電動のミルをつかっておりまして、あ、珈琲のことです。このミルは昔ながらの喫茶店にあるような赤いボディの、でもそれよりはややこぶりのちょっとかわいいやつです。かわいいと言ってもやわなものではなく、大阪の富士珈機という焙煎機やミルを専門に手がける会社の由緒正しいミルです。バリバリバリっという音とともに一瞬にして挽きおわるので、思い立ったらすぐに珈琲を淹れることができて、もう10年以上もこれに頼りきっております。

あした先(ま)づ飲む珈琲はくさぐさの思想より濃く胃の腑に沈む

高野公彦『淡青』1982

この頃は、どうしてこうも珈琲が美味しいのかとおもうほど、珈琲の季節になりました。
それで、なんとなく、手動のミルを使おうかという気になりました。久しぶりにがりがりと挽いていると、回しながらなんだかだんだんと気分がよくなるじぶんに気づきました。不思議なことに。

珈琲

珈琲を飲んだあとに文具屋へ寄ると、越前和紙のふせんがありました。
珈琲と文具の季節と言えば脈絡のないおかしな感じがしますが、でも、そんな気分のこのごろです。
越前和紙の付箋

追記。
今日9月3日はわれらが編集長・松村正直さんの45歳の誕生日です。
おめでとうございます♪

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