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 宮城県の岩出山は、伊達政宗がある時期、お城を構え本拠地としたところです。そこの学問所だった「有備館」で、企画展をやっています。

  

 岩出山の伊達家は四男が継ぐのですが、その孫とひ孫(三代目と四代目)は、冷泉家のお姫様を夫人として迎えました。そのお輿入れによって、京都との結びつきができて、いろんな文化の交流があった、ということでした。
 冷泉家のお姫様! 和歌の家「冷泉家」から届けられた品物としては、古今集とか、新古今とか展示してありましたねー。
反対に、こちらには、「白鳥」が欲しいというリクエストがあったみたいです。そして、上皇に献上したみたいです。…白鳥? 説明には、「どうも煮物のようだ」とあって、白鳥の煮物?? …何なんでしょうね…。
 それにしても公家のお姫様方、岩出山はすごくいいところなのですけれど、京都からは相当遠かったでしょうから。どうだったかなあ。 いつからか、ずっと、この二人のお嬢さんが気になっていたんです。岩出山でどんな歌を詠みましたかねえ。 
 こちらでの暮らし、楽しんでくださっていたらよかったなあと思ったことでした。

 

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