文学フリマ京都(2)
明けましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。
さて1月16日(日)は京都岡崎の「みやこめっせ」で
京都文学フリマが行われます。(「塔」12月号P155参照 )
多少遠方でもお越し下さい。きっと価値がありますよ!
さて引き続きカタログを見ていきましょう。
まず『続永田和宏歌集』
・第五歌集『華氏』第二回寺山修司短歌賞受賞
「ときおりは呼びかわし位置を確かむる秋の林に家族は散りて」
・第六歌集『饗庭』第三回若山牧水賞受賞並びに第五十回読売文学賞受賞
「焚火の熱を背中に溜めて立ちいたり言えば言葉はどれもみな嘘」
・鼎談「渡米して」岡井隆・河野裕子
・対談「『茂吉の読み方』を読む」小池光
これが新書版サイズにぎゅっと詰まっています。
第九歌集『百万遍界隈』
「いちれつに日を浴む亀がこちらからつぎつぎ池に飛び込みにけり」
第十三歌集『午後の庭』
「少しだけ君よりさきに逝きし猫トムと呼ばれて骨も残さぬ」
岩波新書。
近代の秀歌100首を永田和宏の選歌眼で選んだ一冊。
近代短歌入門に最適の一冊です。
『知の体力』「誰も知力は貸してくれない。
全ての学びたい人に細胞生物学者・歌人の著者が伝える自分自身の鍛え方。」
『家族の歌』文春文庫。
母の死をはさんで続けられた歌人一家によるリレーエッセイ。
数に限りがございます。ご来場はお早めに。
また引き続きご紹介しますね。
文フリ京都のサイトへ↓
https://bunfree.net/event/kyoto06/
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