カマキリ
こんにちは。
荻原伸です。
福岡での全国大会からもうひとつきが経ちました。
大会のころはまだまだ夏でした。
鳥取のこの頃はすっかり朝夕寒いくらいです。
職場のそばの桜土手のさくらの葉も、イチョウ並木の銀杏の葉もすっかり秋です。そんな秋の日曜日に車に乗り込もうとしたところ、隣に停まっている車のタイヤにカマキリがいました。ずいぶん久しぶりのカマキリ♪
机べに青蟷螂がひそと来て威儀正しをれど誰も気付かず /前川佐美雄『鳥取抄』
前川佐美雄の『鳥取抄』(第11歌集)は佐美雄が家族を鳥取に疎開させるところからはじまり、敗戦を鳥取で迎えるあたりが詠まれている前半(第10歌集『積日』前半の「朝木集」と重なる歌がとても多い)、その後に招かれて鳥取を訪れたときの大山などの歌が合計630首収められています。
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