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木村輝子さんを中心に、毎月大阪の高槻市で歌会をしている結社内グループ「けやき」の連作集「けやきvol.5」が出来上がりました。目次は以下の通り。メンバー20名による連作20首とエッセイのほか、前号評は花山多佳子さん。

特筆すべきは、36ページにおよぶ木村輝子さんの「河野裕子の歌と言葉」。
「塔」2014年8月号〜2015年1月号・4~9月号で連載された文章の再録となります。

カルチャーや歌会の場面で、その時、その時の生の言葉で河野裕子さんが語られたことのメモを読み返しながら、歌を詠む、または読むとはどういうことかを考えていきたいと思う。京都朝日カルチャーの詠草、及び京都旧月歌会の詠草に書き込んだ言葉、そして大阪の毎日文化センターでの河野裕子教室を受講していた川田伸子さんの書き込みなどを参考にしながら、教えられた事、考えてきた事を書いていきたいと思う。歌を詠むことにも、読むことにもほんとうに真摯な人だったから。(「はじめに」より)

河野さん自身のさまざまな言葉を紹介しつつ、全15冊の歌集とその歌の世界に触れた文章です。この機会にまとめて再読したい方、連載当時はまだ会員ではなかった方などにも、ぜひお読みいただけたらと思います。

購入希望の方は、会員名簿をご覧になって木村輝子さん宛にハガキでご注文ください。一冊につき送料込みで680円(振込用紙を同封してお送りします、とのことです)。

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