すいか泥棒
9月になってもまだまだ暑いですね。
今年はとにかく暑くて毎日ビールを飲むことばっかり考えていて、
うっかり西瓜を食べるのを忘れていました。
あわてて食べました。
ところで、子どもの頃夢中になった絵本に、夜になるとタコが海から上がってきて、すいか畑からすいかを盗むというお話がありまして。
子供向けにしては地味な絵本で、絵柄がかわいかったわけでも、大爆笑のおもしろさだったわけでもなかった(と思う)のですが、ある時期夢中で読んでいたことだけはよく覚えていて、すいかを食べるとなつかしく思い出します。
すいか畑の人がタコを捕まえようとしたけれど、タコは逃げ切って海へ帰っていった、というラストシーンだったような気がするのですが、最後もまんまとすいかを盗んだのだったかどうか。
いつの間にか実家の本棚から消えて、再読もかなわないすいか泥棒のタコのお話。
どうしてあんなに夢中になって読んだのかさっぱりわかりませんが、もう一度読んでみたいなあ。
西瓜割りしない季節の長いことずっと目隠しをしてるのに
「西瓜のほうに目隠しを」鈴木晴香/『西瓜』創刊号
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