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 きょうは年に一度の健康診断。
 水色の服を着た人が部屋中にいるという風景は毎回ぎょっとする。
そして私も水色の服を着てその中にまぎれていくのだけど。
 体重と身長はいっぺんに測れる計測器に乗って上からバーが下りてきたとおもったら、ヂヂヂと数字の印字された紙が出てきておしまい。確認する間もなく係りのひとがビリっと切って持っていってしまう。ごまかしようがない。
 視力が昨年まで両眼1.2だったのに1.0になっていた。昨年は見えてなくても勘でボタンを押していたのが当っていただけなのか、視力が落ちたのか。
 一番緊張するのは採血で、ちいさな試験管みたいなのに3本採られる。それに手際よく名前のシールを採血したひとが貼る。その血はまだ温かいんじゃないですか。いろいろ考えているうちに眩暈がしてきて、壁のポスターの文字を見ていた。
 写真はきのう道端で撮った紫陽花。どんよりした日のほうが嬉しそう。

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  • nakamura より:

    お疲れ様でした〜異常なし、を祈っています。

  • ヅミシ より:

    画像の紫陽花は「隅田の花火」ですね。
    昔むかーし、映画「メリーポピンズ」でオレンジ色の紫陽花を見ました。幼心に不審に思いましたが、紫陽花は洋の東西に様々に展開される花なのでした。
    「隅田の花火」は2005年の福知山線事故の鎮魂のために、庭に植えました。その前日に、同じ電車に乗っていたから。
    この季節、庭の紫陽花の横を通るたび、紫陽花は私を濡らすのです。

  • 藤田千鶴 より:

    >nakamuraさん
    視力などはその場でわかるのですが、体重・身長はあとから郵送の結果でしか確認できないところがコワイです。毎年微妙に縮んでいます。
    >ヅミシさん
    こんもり毬のような紫陽花もいいですけど、この種類のは涼しげで特に好きです。
    人にはその人だけの思いの籠もった花がありますね。花が咲くたびに思い出すことも供養のひとつだと思います。

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