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正月の三日にとろろを食べる習慣が、東北の一部の地方にあるらしい。それを「三日とろろ」と呼び、胃腸を休めるとともに、一年間風邪をひかなくなるのだという。
三日とろろと言えば、円谷幸吉の遺書「父上様母上様 三日とろろ美味しうございました」が有名だが、これまでは単に「(何月かの)三日に食べたとろろ」というだけの意味だと思っていた。そうではなくて、これはお正月に実家に帰省した際に食べた「三日とろろ」であったのだ。
円谷幸吉が亡くなったのが1月9日であることを考えあわせると、この差は非常に大きいような気がする。

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  • つた子 より:

    両親は長野出身ですが、お正月には必ずとろろが出ました。
    でも円谷幸吉の遺書には気づかなかった……
    うちは普通の長芋じゃだめで、自然薯(じねんじょ)で。
    擂るのは家長の仕事、ふだん台所にほとんど立たない父が
    ごりごりしてました。
    父が亡くなってから食べてないのです。

  • Emi より:

    ゲンコツのようなゴツゴツの大和芋(自然薯の一種かな?)をぷわぷわと揚げて味付け海苔で巻いてお塩を振って食べるのが好きです♪
    でも、調理する間、手が痒くて痒くて辛いっ(T_T) いろいろやってみましたが痒いのです。アレルギーなのかしら。
    私は山芋を擂るとき、なぜかいつも同居生活をイメージします。同居は痒くても痒くても擂り続けることにどこか似ています^^; 

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