三日とろろ(松村)
正月の三日にとろろを食べる習慣が、東北の一部の地方にあるらしい。それを「三日とろろ」と呼び、胃腸を休めるとともに、一年間風邪をひかなくなるのだという。
三日とろろと言えば、円谷幸吉の遺書「父上様母上様 三日とろろ美味しうございました」が有名だが、これまでは単に「(何月かの)三日に食べたとろろ」というだけの意味だと思っていた。そうではなくて、これはお正月に実家に帰省した際に食べた「三日とろろ」であったのだ。
円谷幸吉が亡くなったのが1月9日であることを考えあわせると、この差は非常に大きいような気がする。
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