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アーカイブ "2026年06月"

こんにちは、会員部の小川和恵です。
今日は6月30日、あっという間に1年の半分ですね。
京都では「夏越の祓(なごしのはらえ)」に合わせて「水無月」という和菓子がよく食べられます。
私は6月30日になると思い出すことがあります。
以前京都の城陽で初校を行っていたころ、6月の初校になると、先年お亡くなりになった藤井マサミさんという塔の大先輩が、手作りの「水無月」をわざわざ持ってきてくださり、それを初校メンバーで美味しくいただいたのでした。
もう15年くらい前のことになるでしょうか。

さて、本題です。
7月は18日(土)・19日(日)・20日(月・祝)の3連休があります。
つまり

詠草は7月17日(金) 必着

です。
この日に到着しなければ、次の普通郵便の配達は21日(火)になってしまいますので、間に合いません!

そして、詠草は 必ず普通郵便で 送ってください。
速達、また簡易書留やレターパックプラス(赤)など受取のサインが必要な形式での発送は厳禁です。
後述の「塔の便利帳」p.5にも記載しています。

詠草受付担当者のみなさまは、限られた時間内に大量の詠草を受け取って、整理し、各選者に発送しなければなりません。
過度な負担をかけないよう、上記は必ず守ってください。

なお、普通郵便は、結構時間がかかります。
会員部としては、できれば1週間程度の余裕をもって投函することを推奨しています。
ということで、7月10日(金)までの投函を、強くおすすめいたします。

ところで、6月号には新しい「塔の便利帳」が付いてきたと思います。

これには、歌稿の作成・送付や会費の納入、その他重要なルールが掲載されていますので、必ず一度全体に目を通してください。
特に、歌稿の作成とその送付に関しては、未だにルール違反のものが見られる現状が、残念ながらあります。
今回、【歌稿の記入例】については、大幅な改訂をして、重要事項が一目で分かるようにしました。

今一度ご確認いただきますよう、お願いいたします。

岡部史です、こんにちは。

カメムシは、なんとなく、甲虫の仲間と思ってましたが。
調べてみると、コウチュウ目には含まれず、カメムシ目と
なっていました! その仲間の多いこと。 蝉まで含まれてました。

こちらは先日、我が家の玄関の前(郵便受けの上)で休息中だったカメムシ。
模様から、クサギカメムシではないか、と思っています。
古い焼き物みたいな、不思議な質感を保っている背中、
ちなみに、前胸背、小楯板、革質部、などと呼ばれる部位が
組み合わされてできているようです。しばらく見とれました。 

もうもはやどこに行きやうもなく不安 廊下のカメムシ転がして掃く
                   河野裕子『庭』

裕子さんに転がされたカメムシはどんなカメムシだったのでしょう?

5月30日、31日の全国大会。みなさんおつかれさまでした。
地元でご準備いただいたみなさん、スタッフとして大会を支えたみなさん。ありがとうございます。

良い会場で、とくに宍道湖が眼前に広がるという環境は、とてもよかったです。
秋にはぼちぼち、みなさんの収穫=歌が誌面に載るのではないかと期待しています。

さて、今回のことではありませんが、池本さんの歌集に、こんな歌を見つけたので紹介しておきます。

宍道湖の上空に初夏の雲ひかる各地より集う百人の歌会/池本一郎『藁の章』

百人も集まれば、かなり大きな歌会。講師は、近藤芳美氏であったらしい。
朝日歌壇の選者をしておられたから投稿している人なども参加したことだろう。

講師席の近藤芳美肘つきて黒き牡牛のごとく座れる
八十に近き芳美よ学生の一途にも似て口早なるよ
「人生が歌われてない」くりかえし短く激し芳美の歌評
容赦なき芳美の評に傲然と席立ち帰る一人がありき

厳しい批評だった様子。
最近は、なかなかそういう厳しい批評はしなくなった。

いいのか。よくないのか。それはわからない。

喫茶室にくつろぐ芳美みずうみの夕陽に眼鏡の目が笑いいる
考えてしまうやさしくさりげなく「田舎に帰って何をしてるの」
生涯を芳美と歩み七十にて逝きし高安国世くちおし

おそらく、池本さんは主催者のひとり。

近藤芳美も、高安国世の弟子としての池本さんを心にかけていた様子。
 
迫力のある批評をする近藤芳美に接して、なおさら亡くなった高安国世のことが思われる。

人が人に出あえば、心が動く。

歌に残してあれば、後の世の誰かの心を動かすこともある。

そういう縁(えにし)なども思うのであります。

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