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年度の変わり目にばたばたするのは相変わらずのことだけど、4月が来ると落ち着かなくなる。
毎年、3月なかばぐらいから1ヵ月ぐらいは魂が(ほんとうに)抜けたみたいに口を半開きにして過ごしている気がする。それは、花粉症のせいなのかもしれないけれど。
3月末に、市内で引越しを行った。部屋が広くなって、本を置くスペースが増えた。
その話をしていると、最寄駅の近くにビアパブがあると江戸さんが教えてくれたので行ってみることに。

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これは広島・呉ビールのケルシュ。ぼくはケルシュとかヴァイツェンとか、色が薄いビールが好き。ツウには物足りないのかもしれないけれど。
ホームページによると、「海軍さんの麦酒」という名前らしい。呉といえば海軍の地。
呉の海軍と聞いてぼくが思い出すのは、「この世界の片隅に」というこうの史代の作品。
短歌のピーナツ」で塚本邦雄は戦中に広海軍工廠に勤めていて、作品(映画)の中に塚本が映っているかもしれない、という考証がなされていたのを思い出す。

ビールを飲みながら、過去の時間のことをぼんやりとおもっていると、すこし自分の心が重力に引っぱられて、地に足をつけたような感じになった。
飲み下したビールが胃の中へ落ちていくのも重力の作用。もしかしたらどこか関係があるのかもしれない(ほんまか?)
とはいえ、花粉症の鼻から水が垂れてくるのはよくない重力だ。そこだけ無重力にしてもらえたりしないかな。

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