ブログ

改めまして、あけましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願いいたします。

1月1日から高知市へ行っておりました。僕は高校1年の時に友達3人と四国旅行をして以来なので、実に34年ぶりぐらいの高知県。

まず行ったのは日本三大洞窟と言われる龍河洞(しかし、三大ってみんな好きですね)

元日だから少ないだろうと思ったのですが、夕方に着いたのにまだ結構賑わってました。その前に偶然、紀貫之が国司として赴任していた跡地も通りがかったのですが、写真撮り忘れ。ここから土佐日記が始まったのか、と印象深かったのに…

着いたその日は高知城近くのお店で、お寿司やら鯖寿司やら酒の肴やらを買い込んで、ホテルの和室で家族4人で夕食。その前に、商店街でこんな看板のお店を見つけたのでパシャリ。もう閉店されているみたいですが、なかなかシュールなネーミングセンスが光ります。

近くの潮江天満宮で夜の初詣。菅原道真公を主祭神とする神社なので、今年は受験生二人を抱える我が家としてはぴったり。ちなみに僕は数年ぶりの初詣。

翌日は朝から、松山にいる長男がバイクで到着して合流。5人ではりまや橋(まぁ、高知に来たら見ておきますか)、牧野植物園(ここの訪問が今回のメインイベント。真冬なので花はほとんどなかったのですが、かなり楽しめました)、桂浜(こちらも、一応定番ということで)、そして桂浜水族館でアカメの大群(こちらが今回2番目のメイン)と巡りました。
夕方に長男が帰ったので、また四人で夕食。

ウツボを初体験。何度か釣ったことはあったのですが、食べたことはなかったので話の種に。


翌日は朝から高知城に行ってきました。日本には現存天守は12城らしいです。


このまま終わると、ただの紀行文(にもなってませんが…)。あまりにも短歌結社HPに相応しくないので、最後に。
吉井勇の歌碑が桂浜にあったそうな。というのも、僕は見ておらず、長男が撮ってきました。
吉井勇、高知に一時期住んでいたんですね、知らなかった。本誌企画「実は読んでいなかった」で『酒ほがひ』を読んで、どうにも馴染めなかった僕なので、それ以上深入りすることもなく過ごしていました。
歌碑の歌は

大土佐の海をみむとてうつらうつら桂の浜にわれは来にけり  『人間経』

これなら吉井勇、読んでみてもいいかな、とちょっと思った2023年年明け、でした。

コメントを残す

ページトップへ