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岡部です。ちょっと、失礼いたします。
もうすぐ弥生三月。街角に雛飾りを見かけることも多くなりました。
お雛様をかたどった、和菓子を頂戴しました。とても綺麗で
自分だけ見ているのは勿体ない気持ちがして、おすそ分けいたしたく、
こちらでお披露目することにしました。

中央が落雁でできたお雛様。他の装飾的なお菓子の多くに練りきりが使われ
ています。練りきりは、水飴と求肥を練り合わせて作られ、柔らかいので
細工がしやすく、和菓子の世界では素材としても重宝されています。
きれいに形成できるうえに、口当たりも良く、美味しいのです。

かつての雛菓子といえば、ひなあられか、菱餅が主流でしたが、
お菓子の世界は移り気で、どんどん変化し、豪華になってますよね。

 ひなあられおのこがさげて帰りくればひろげてわれはともに食みゆく
               三枝昂之『塔と季節の物語』

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