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釧路の観光案内所には「啄木歌碑マップ」も用意されているんですね。
昨年、初めて訪れて、この街に啄木の歌碑が27もあると知って驚き。
啄木はたった76日しか滞在していなかったのに。釧路新聞社に勤め、
仕事は勿論したでしょうが・・・。それ以上に歌を詠んだ?

マップを頼りに、歌碑巡りをし始めたのですが、雨が降り出したのと、
真夏だったのに、霧が深く、ひどく寒くなってきて、途中で中止。
啄木の歌は、全体としてはあまり好きではないけれど、北海道で
詠まれている歌は、かなり好き、な方です。この歌碑の歌も。

 さいはての駅に下り立ち
 雪あかり
 さびしき町にあゆみ入りにき
       石川啄木『一握の砂』

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  • 森尻理恵 より:

    釧路に行ったのはずいぶん前なので細かいところは忘れましたが、丘の上の小さな公園に啄木の歌碑がありました。港の喫茶店で聞いた話では、この丘の上に啄木の歌碑を立てたらどうかと言ったのは林芙美子だとか。

    岡部さんの引かれている歌は、2月ごろじゃなかったかしら。寒かったろうなと思いました。

    • 岡部史 より:

      森尻さん、こんにちは! 啄木が釧路新聞の記者として、釧路駅に到着したのは明治41年1月21日、確かに釧路は厳寒の季節でした。啄木の歌碑は釧路市内に多々あり、いずれもさりげなく置かれていることが多く、見つけにくかったです。

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