虻も蜂も慌ただしい。
気温が上がると虫たちの活動も活発になる。
じっとしていてくれないから写真を撮りにくい。
写真に撮れないと(素人には)同定が難しい。
同定しないと歌材にならないわけでもない。写真を撮るよりも、肉眼でしっかり見て感じるほうが大事じゃないか。そういうことも思うわけだが。
ソラマメの花にやってきたミツバチ。おおかたセイヨウミツバチか。
こちらはアブ。ヒラタアブの類。
アシナガバチが脚立の天板の裏に巣をつくりつつあった。
アシナガバチの誰? キアシナガバチあたり?と思案しながら見ていたところ、その家の女主人に即座に殺虫剤をかけられてつぶされてしまった。
かわいそうに。
よく見ると、それぞれの小部屋に卵がある。
拡大してみよう。
こちらはたぶんアシブトハナアブ。
アシブトハナアブを正面から。えらく口が太い。
山の中の朝のひかりやありのままの眠よりさめし虻の音蜂の音/岡部文夫『寒雉集』
虻・蜂の音がうるさく感じるのは早朝とは思えないが。
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