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京都・河原町の「ギャラリー古都」で開催中の竹田武史写真展「バーシャ村の一年」は2月28日まで。

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タイトルの「一年」というのは「春夏秋冬」という意味。

中国の奥地での、さまざまな取材を重ねて来た竹田さんの、とくに繰り返し訪れ、長い期間そこに滞在して村の人と生活をともにしながら撮影してきた自然と文化、人々の表情。「桃源郷」とも言える自給自足の村も、次第に貨幣経済に呑み込まれてゆく。その直前の貴重な記録でもある。

ふりかえって思えば、私たち日本人の暮らし方もずいぶん変わってきた。好むと好まざるとにかかわらず、さまざまなものを失ってきたのだろう。そのいっぽうで、芯の部分には変わらないものもあるのだろう。さらに言えば……と、いろんなことを考えさせられる。

稲作の原風景というところにも興味はつきない。
稲は餅稲というこだが、田植するときの、苗がかなり大きい。
稲刈りは、穂にちかいところから刈り取る。

そういう細かいところを見るのも面白かった。

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