河野さんの本(松村)
「会員歌集・歌書」にも追加しましたが、河野さん関係の本が2冊出ています。『京都うた紀行』(京都新聞出版センター)と『牧水賞の歌人たち 河野裕子』(青磁社)。
『京都うた紀行』は永田さんと河野さんが京都・滋賀の歌枕、それも近現代短歌に詠われた場所を実際に訪れた内容が書かれています。「京都駅」や「三月書房」や「琵琶湖大橋」など、古典の歌枕とは違った新しい風景が50か所も取り上げられていて、非常に面白いです。巻末にはお二人の対談も収録されています。
『牧水賞の歌人たち 河野裕子』は真中さんの編集。河野さんへのインタビュー(伊藤一彦さん)、代表歌300首(真中朋久選)、自歌自注、アルバムなどの他、絶筆11首も収録されています。
皆さん、どうぞお読みください。
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