栗花落さん
雨ですね。大阪も今朝梅雨入りしましたよ。
朝の天気予報で「栗花落」をどう読むかという話題を見ました。
「つゆり」「ついり」だそうです。苗字にあるようですね。
栗の花が落ちる頃に梅雨入りをすることが、読み方の由来だとか。
うつくしい言葉に出会ってうれしくなってインターネットでみてみると
1300年前からの伝説が神戸市北区にあるそうです。
それはざっとこんなかんじ。
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山田左衛門尉真勝という役人が白滝姫に恋をし求婚をしたが断られました。
それを哀れに思った第47代淳仁天皇が、真勝と白滝姫に和歌くらべを命じ、
優れた和歌を詠んだ方の望みをかなえることとしたそうです。
結果は、真勝の和歌が優れていたことから、二人は結婚することとなりました。
それは梅雨、雨に打たれた栗の花が落ちる時期であったことから、
天皇より「栗花落」の名字を賜ったそうです。
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和歌くらべとありますが、天皇は初めから
真勝のほうに勝たせるおつもりだったのでは?と想像したり。
朝のひととき。雨音を聞きながら、心を空へ自在に飛ばして遊びました。
以下の写真は「栗花落」とはまったく無関係。
屋上で育てているサカキです。
奈良の大神神社で苗を買ってきて植えたものです。
この雨でまた大きくなるかな。
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