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2021年9月12日(日)は本来なら全国大会開催予定でしたが
コロナウィルスによる緊急事態宣言のため延期に。涙
そこで大会で行われる予定だった
「塔」第11回新人賞・短歌会賞授賞式がオンラインで開催されました。
80名を超える方々がZoomの画面に集いお祝いをしました。
改めまして短歌会賞受賞の澤端節子さん、
新人賞受賞の森山緋紗さん、おめでとうございます!

その後、受賞記念座談会ということで、受賞作二作と
第63回短歌研究新人賞受賞作 平出奔「Victim」
第32回歌壇賞受賞作 帷子つらね「ハイドランジア」
を対象として読みました。

パネラーは花山周子さん、浅野大輝さん、橋本牧人さん。
司会は川本千栄です。
(5月と9月の座談会での司会でしたが、同時期に発表になりました。
 ややこしくなってしまいましたね。汗)

作品を読んで、鑑賞・批評するだけでなく、
現代短歌の問題点とも結びつけて論じることができました。
2時間超、アツイ時間を共有いたしました。

さてさて、その後2週間、この座談会の様子はyoutubeで
期間限定配信されました。
そして何と!写真にあるように再生回数762回!!
ちょっとすごくないですか??
「塔」以外の方にも多数御閲覧いただきました。感謝です。

コロナが収束した後もこうした動画配信は
様々な活用方法がありそうですね。

エナメルの靴を履かせてくれた日は母が誰かに頭を下げる日   森山緋紗
海老茶いろを掴めるほどの小ささで湖の向こうを電車は走る   澤端節子
信号がついさっき青じゃなかったらきっと渡っていた歩道橋   平出奔
広義では血も水なのでひび割れの少ないコップとして生きている 帷子つらね

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