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皆さん、『塔』9月号はお読みになられましたか?
9月号は800号記念号です。

記念特集1「そもそも歌集ってどう読んでる?」
の座談会の司会をさせていただきました。
パネラーは「コスモス」の大松達知さん、
「塔」の河野美砂子さん、濱松哲朗さんです。

座談会が行われたのはGWの5月4日でした。(遠い目)
2時間超のなごやか&アツイ議論を凝縮したものです。

取り上げた歌集は
小林真代『ターフ』、大口玲子『自由』、三枝浩樹『黄昏(クレプスキュール)』
笠木拓『はるかカーテンコールまで』です。

一首で読む?連作で読む?歌集で読む?
などなど色々な観点から歌について語り尽くしました。

・・・というか語り尽くせなくて
最後の「今、短歌というジャンルは」では
議題になりそうな点がいっぱい出てきてしまいました。

これだけで2時間は盛り上がれるよ。
「会員アンケート」に挙がったことも含めて
もっともっと様々な場で多くの人とお話したいですね。

松林の塩害を説かれつつ昏きその松林わたしにもある
                 小林真代
不登校は悪くないという物言ひに悪意はなくて慰めもなし
                 大口玲子
鉄線のむらさき深き花咲きて水の季節がもうやってくる
                 三枝浩樹
青鷺、とあなたが指してくれた日の川のひかりを覚えていたい
                 笠木 拓

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